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洋楽/男性VO/HM・HR

Vinnie Vincent Invasion
ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン(アメリカ)
All Systems Go
2作目
ヴィニー・ヴィンセント(Vinnie Vincent)は、キッスの2代目リードギタリスト、ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンのリーダーとギタリスト。 1980年代の速弾きギタリストとして知られる。

1982年にキッスの初代リードギタリストであるエース・フレーリーが事実上脱退(この頃は公にされていなかった)し、アルバム『暗黒の神話』のレコーディングメンバーとして起用された。大半の曲には彼の名がクレジットされ、楽曲提供とギターのレコーディングで大きく貢献した。彼のギタリストとしてのアピールの末、根負けしたジーン・シモンズとポール・スタンレーは、「エース・フレーリーの様に弾いてくれ(つまり代役)」という条件でツアーメンバーに昇格。あくまでエースの代役だったヴィニーではあるが、「エジプトの戦士」というメイクまで施していた事から、殆ど正規メンバー扱いだった。しかし、代役という立場に不満を感じたヴィニーは、やがてツアーの中盤でエースの代役を放棄し、エースとは全く違う自身のギタープレイを観客に見せ付ける。これらの行動にはジーンが黙っておらず、彼を注意するも、ヴィニーは言う事を聞かなかった。事実、LAメタルブームが迫っていた時期だった為、彼のギタープレイは観客から好評を得ていた。そして、エースの脱退が正式発表された直後に正規メンバーとなる。
キッスはこれまでのメイクを落とし、素顔での活動を決定。1983年、素顔となって初めて発表したアルバム『Lick It Up』の楽曲クレジットの大半にも、ヴィニーの名前が記載されている。ヴィニーの楽曲はLAメタルブームに応えたものであった為、好評を得る。だが、ツアーでの彼のソロタイムが長すぎてメンバーから止められる等、出しゃばりな態度や協調性に欠ける性格から、ヴィニーは解雇となる。しかし、後任が決まらない事やツアーの関係から再度雇用、翌年のツアー終了と同時に解雇された。ヴィニー自身も、ギタープレイに制約が掛かっていた事には不満だったという。

KISS脱退後、ヴィニーは彼とロバートを中心としたヘヴィメタルバンドヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンを結成。メンバーはヴィニー・ヴィンセント(ギター)、ロバート・フライシュマン(ヴォーカル)、ダナ・ストラム(ベース)、ボビー・ロック(ドラム)。当初のヴォーカリストは、後にダナ・ストラムと共にスローターを結成するマーク・スローターだったのだが、彼がヴィニーに送ったオーディションテープに連絡先を書き忘れたため連絡が取れず、仕方なく旧友のロバートを起用した。
1986年にアルバム『ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン(VINNIE VINCENT INVASION)』を発表。キッス在籍時には自由にならなかった超絶な早弾きギタープレイを前面に押し出し、やたらヴィニーのギタープレイばかりが目立つ内容となっている。デモテープを聴いた所属レコード会社の社長からは、「凄い! まるで侵略(インヴェイジョン)しているようだ」と評され、新人としては好成績を記録した。キッスでもレコーディング候補だった収録曲「バック・オン・ザ・ストリート(BACK ON THE STREETS)」は、後にジョン・ノーラムのアルバム『トータル・コントロール』でカヴァーされた。エース・フレーリーのソロバンドのフレーリーズ・コメットでも、ライヴでカヴァーされている。ツアーの直前にロバートは脱退、後任は本来のヴォーカリストだったマーク・スローターが加入。 収録曲の「ボーイズ・アー・ゴナ・ロック(BOYZ ARE GONNA ROCK)」のPV撮影はロバート脱退後に行われたが、ロバートの音声はそのままで映像はマークという、前代未聞の体制で撮影された。
1988年には、第2作目『オール・システムズ・ゴー(ALL SYSTEMS GO)』を発表。ギタープレイが目立ちすぎた前作から反省し、バンドサウンドを安定させている。収録曲の「ラヴ・キルズ」は、映画『エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃』のサウンドトラックに使用され、PVではヴィニーがフレディのコスプレをしている。アイアン・メイデンやアリス・クーパーの前座も勤め、メタルファンから人気を博していたが、ヴィニーの余りのワンマン振りから彼を除いてメンバーが全員脱退。ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンは消滅した。

1989〜90年に掛けて、かつて共に活動したロバート・フライシュマンや他のミュージシャン達とソロアルバム「ギターズ・フロム・ヘル(GUITARS FROM HELL)」を制作するが、契約先のエニグマ・レコードが倒産してしまった為にお蔵入りとなる。
更にヴィニーは破産してしまうが、それを見かねたジーンにより、1991年にキッスから新アルバム制作のオファーが来る。アルバム『リヴェンジ』でソングライティングに数曲参加し、再びクレジットに名を刻んだが、当時のギタリストであるブルース・キューリックがヴィニーを快く思っていなかった事も関係し、制作中に再び決裂したという。1996年にはキッスのファンのイベントである“キッス・エキスポ”に招待され、トリビュートバンドのメンバーで参加。“古代エジプトの戦士”のメイクを復活させたが、キッス側からクレームが付き、罰金を命じられた(メイクの権利はジーン・シモンズが握っている)。

同時期に、新作アルバム『ギターマゲドン(GUITARMAGEDDON)』の予告編として、シングル『THE EP』を自主制作で発売(後に『ユーフォリア(EUPHORIA)』というタイトルで再発売)したが、結局『ギターマゲドン』の発売は中止に終わる。 他にもウォーリアー時代のデモや、ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン時代のデモ、ライヴ、リハーサル等の音源をまとめたボックスセット『アーカイブス(ARCHIVES)』も企画され、広告も作られたが、これも発売中止となった。 いずれも、理由は製作費の不足によるものだったという。 2002年には何とか、リハーサルやセッション、ライヴパフォーマンスを71分の1トラックに収めたアルバム『アーカイブス・ヴォリューム1(ARCHIVES VOLUME 1 SPEEDBALL JAMM)』の発売にこぎ着ける。上記の未発売に終わった作品を強引に1つにまとめたものとも取れる内容で、タイトルに第1弾とあるが、続きは無い。 これ以降のヴィニーは姿をくらまし、現在消息不明である。

2008年、ヴィニーのトリビュート・アルバム『KISS MY ANKH: A Tribute To Vinnie Vincent』が発表された。様々なミュージシャンが、キッス(ヴィニーがソングライティングに関わった曲のみ)やヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンの楽曲をカヴァーした内容である。(Wikipediaより引用)


1stはインギー顔負けの自己満足ギター・ソロ弾きまくりオナニー状態のアルバムだったのであまり好きになれなかったのですが、コレはイイです。ヴィニー・ヴィンセントは顔と性格(実際は知らんけど)悪いけど、音楽センスは抜群。前作も曲はよかったんですけど、ギター・ソロが長過ぎでウザかった。今作はその反省があったためかギター・ソロは控えめ、各曲もコンパクトにまとめられていてかなり聴きやすいです。
バンド・サウンドは爽やかで明るいL.A.メタル。歌メロが充実したキャッチーな楽曲と分厚いコーラスが全編に亘ってフィーチュアされていて、ジャケット・デザインのスペーシーな雰囲気のアルバムに仕上がっています。ボーカルの超音波のような高音に好き嫌いがわかれそうですが、「Love kills」「That Time of Year」「Ecstasy」他、美旋律満載の好盤です。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm