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洋楽/男性VO/HM・HR

Twisted Sister
トゥイステッド・シスター(アメリカ)
Stay Hungry
3作目

トゥイステッド・シスターは、1972年にフランス人ギタリストのジェイ・ジェイ・フレンチによって結成されているが、現在までの主な発表曲はすべて、1976年のヴォーカル、ディー・スナイダー加入以降に彼によって作曲されたものである。デビューアルバムは結成から10年近く経った1982年にリリースされている。ミュージックビデオやライヴはコメディックで独特なものが多いのも特長である。コミカルな部分も受け入れられ、現在ではバンドとして、多くの子供向け番組に出演している。

バンドは1976年に、ボーカルと作曲担当としてディー・スナイダーを迎えた。また、ドラマーはグレースからトニー・ペトリに変更された。またこれを機にバンドの指向は、アリス・クーパーやブラック・サバス、モーターヘッドから影響を受け、重い感じのメタルへとかわった。
バンドの指向は当時既に流行遅れであったが、ディーの優れた能力は大きく貢献し、まずはニューヨーク近辺での認知度を急進的に上げた。ファンも次第に増え、1979年には "I'll Never Grow Up Now" を、1980年には "Bad Boys (Of Rock & Roll)" を、彼ら自身のレーベルでリリースした。
1982年6月に、バンドは最初のEPである "Ruff Cuts" を、シークレット・レコードのレーベル上でリリースした。またその直後、最初のスタジオアルバムである "Under Blade" をリリースした。またこの時期に、後に大ヒット曲となる "We're Not Gonna Take It" のシングルでのリリースも計画されていたが、ディーがこの曲の歌詞を書き終える前に、契約先のレーベルであったシークレット・レコードが倒産してしまったため、"We're Not Gonna Take It"のリリースは後に持ち越されることとなる。
またこの頃バンドは、他のメタルバンドとイメージを区別するために、女装して活動をしていた。このようなバンドスタイルは、既に過去のものとみなされたグラムメタルやポップの名残でもあったが、異様なスタイルのメタルバンドとして、バンドのイメージを大きく印象付けるものとなった。
またこの頃、テレビの音楽番組 "The Tube"やアトランティック・レコードからアプローチされ契約を交わし、バンドは一躍有名となった。アトランティックの元での最初のLPは、1983年の "You Can't Stop Rock 'n' Roll" と "I Am (I'm Me)"" であり、後者はイギリスで19位の座を獲得した。また、契約レーベルがシークレットからアトランティックに変わったことから、アルバムの質はそれまでより向上しており、アトランティックでのリリースは成功を収めた。
アルバムでの成功から、アトランティックはバンドを助成していく方針を固め、 "You Can't Stop Rock'n'Roll" のミュージックビデオを作製した(これは、バンドのコメディックなミュージックビデオのシリーズにおける第1作となった)。
1984年5月10日には、バンドとして3作目のアルバムの"Stay Hungry"をリリースし、これによってバンドは世界的な人気とヒットを獲得した。ツアーも成功し、この間初期のメタリカはバンドを支援していた。Stay Hungryは1985年夏だけで200万枚以上が販売され、また翌年も300万枚以上が販売し続けた。この大ヒットは現在までのバンド史上、最大の成功となり、またへヴィメタルファンにとって初期のヒットアルバムにもなった。
"We're Not Gonna Take It"(US 21位) と "I Wanna Rock" (US 68位) のミュージックビデオも製作され、この時期のMTVでは、絶えずこの2作のミュージックビデオが放映されていた。
しかし、これらのミュージックビデオは現実に対して喜劇的であったが、一部では"Under the Blade" と "We're Not Gonna Take It" のミュージックビデオは「両親や教師に対しての反抗的な場面を特集している」と批判され、ペアレンタル・アドバイザリー (PMRC)の委員会によって対象作品とされた。ヴォーカルのディー・スナイダーは、1985年9月19日の委員会において、対象作品に関しての証言をするわずかなミュージシャンの一人であった。
1985年11月9日に、バンドは4作目のスタジオアルバムとなる、 "Come Out and Play"をリリースした。このアルバムは50万枚を売り上げ、バンドにとっての利益にはなったものの、前作のようなヒットにはいたらなかった。アルバムではブライアン・セッツァー、アリス・クーパー、クラレンス・チャン、ビリー・ジョエルのようなミュージシャンも製作に加わっていたが、"Come Out and Play"のツアーでは彼らの多くが欠席し、また多くのライヴが中止となった。アトランティックによってリリースされた、"Under Blade"のリミックス版アルバムでさえ、バンドの人気を再び取り戻すことはできなかった。
また、アルバムのリリースに、ドラマーのペロは別バンドに移り、トゥイステッド・シスターには不在となってしまった。ペロの後任にはジョーイ・"7"・フランコが当たった("7"というニックネームは、トゥイステッド・シスターにおける7代目ドラマーであることを意味している)。
1987年8月13日には、スタジオアルバム "Love Is for Suckers"がアトランティックのレーベルでリリースされた。このアルバムにはポップの要素も含まれていた。しかし、バンドの人気の回復は果たせなかった。
"Love Is for Suckers"のリリースから約2ヵ月後の1987年10月12日に、ディー・スナイダーはトゥイステッド・シスターから脱退した。また、アトランティックとバンドとの契約も取り消された。ヴォーカル不在となったバンドは、1988年1月に解散を発表した。(Wikipediaより引用)


本作は1984年発表。US 15位を記録。
超個性派ボーカル、ディー・スナイダーのド派手なメイクと衣装、インパクト抜群の「We're Not Gonna Take It」のPV等、パフォーマンスが先行し過ぎて完全に色モノ扱い。私自身、”ヘビメタってみんなこういう感じでしょ”てよく知らない人から冷ややかに見られるのはつらかった。日本でいうと”聖飢魔II”のようなおふざけ加減がコアなHM/HRファンから白い目で見られたりもしていた彼等ですが、バンドの本質は正統派のアメリカンHM/HR。オカマ・バーに居そうな女装・大男のディー・スナイダーですが、歌声は実に男らしい。「We're Not Gonna Take It」の他にも「I Wanna Rock」等、演ってる事は本格的なハード・ロックで、ナメて聴いているとバラードの「Price」なんかにはドキッとさせられてしまいます。ストレートで分かり易い楽曲が揃っている、なかなかの好盤だと思います。
洋楽/男性VO/HM・HR

Twisted Sister
トゥイステッド・シスター(アメリカ)
Come Out and Play
4作目
本作は1985年発表。US 53位を記録。
アナログ盤は、飛び出す絵本のように、マンホールを開けるとディー・スナイダーが出てくるという仕掛けでしたが、CDは違うんですよね。残念。
前作はとにかく分かり易いハード・ロック路線でしたが、今作は1曲目の「Come Out and Play」から凝ったつくりで、全体的にアーテイスティックな雰囲気の内容。前作のヒットで色気づいたのでしょうか、”Stay Hungry”の続編を待っていたファンには微妙な出来になってしまいました。参加ゲストはブライアン・セッツァー、アリス・クーパー、ドン・ドッケン、ビリー・ジョエルと超豪華。「Leader of the Pack」のような売れ線ソングもあるにはあるのですが、「We're Not Gonna Take It」のようなキラー・チューンがなく、予算をかけたわりにはパッとしない結果になってしまいました。アルバムの内容自体は悪くないんですが、コレという曲がないんだよなぁ・・・。
洋楽/男性VO/HM・HR

Twisted Sister
トゥイステッド・シスター(アメリカ)
Love Is for Suckers
5作目
本作は1987年発表。US 74位を記録。
前作のイメチェン大失敗に懲りず、さらに前作の路線を推し進めた作品で、トゥイステッド・シスターっぽくない垢抜けた作品です。メイクもやめて普通のバンドになってますます売れなくなってしまい、結局最後の作品になってしまいましたが、私はコレが一番好きです。完成度はこのアルバムが一番だと思います。
個人的には「Love Is For Suckers」「Tonight」が一番好きですが、「Hot Love」「Me & The Boys」「Yeah Right」やバラードの「I Want This Night」等、楽曲は粒揃い。曲によってはキャッチー過ぎてHM/HRというよりポップ・ロックですが、これぞ80年代アメリカンロックといわんばかりのメロディアスハードナンバー満載。賛否両論わかれていますが、客観的にいいアルバムだと思います。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
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