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洋楽/男性VO/HM・HR

Stryper
ストライパー(アメリカ)
The Yellow And Black Attack
1作目
ストライパーは当初、マイケル(ヴォーカル・ギター / 弟)とロバート(ドラム / 兄)のスウィート兄弟と、オズ・フォックス(ギター)を中心に、ROXX REGIMEというバンド名で活動していた。ティム・ゲインズ(ベース)の加入後、バンド名をストライパーに変更し誕生。メンバー全員がクリスチャンということから、当時のLAメタル全盛の音楽シーンにおいて独自の”クリスチャン・メタル”で異彩を放っていました。ライブ等でよく目にする7という数字は悪魔のナンバー”666”に対抗する神のナンバー”777”なんだそうです。
ストライパーというバンド名は、イザヤ書53章5の文中の"stripe"という単語に由来します。以下抜粋;
"He was wounded for our transgressions, He was bruised for our iniquities: the chastisement of our peace was upon Him; and with his stripes we are healed. (彼はわたしたちの背きのため刺し貫かれ、わたしたちの咎のため打ち砕かれた。彼の受けた懲らしめによって、我々に平和が与えられた。彼の受けた傷によって、我々は癒された。)" 
また、バンド名を"Salvation Through Redemption, Yielding Peace, Encouragement, and Righteousness."の略であるという説もある。なお、イザヤ書53章5(ISAIA 53:5)の文字は、彼らのいくつかのアルバムジャケットにバンドロゴと並んで見ることができる。(Wikipediaより引用)

もともと6曲入りのミニアルバムとしてリリースされた1984年発表のデビューアルバムに2曲を追加してアルバムとしての体裁を整えた変則的な1st。裏ジャケを見てのとおり、この頃はあの黄と黒のストライプ衣装を着ていませんでした。
”インディーズや自主制作、荒削りで洗礼されていないファースト・アルバムこそがバンドの本質だ”といいますが言い得て妙ですね。キャッチーでメロディアスなアメリカン・ハード。見事なコーラスワークとボーカルのMichael Sweet(マイケル・スウィート)の人間離れしたハイトーンボーカルから、バンドのポテンシャルの高さが伝わってきます。演奏技術は高くないのですが、ライティング・センスがいいバンドですね。
「Loving You」もいいけど私はやっぱり「You Know What to Do」だなあ。。。音が悪いなんて言わないでね。
洋楽/男性VO/HM・HR

Stryper
ストライパー(アメリカ)
Soldiers Under Command
2作目
本作は初来日公演の翌月の1985年8月発表された、世界で50万枚以上のセールスを記録し、ゴールドディスクに輝いたストライパーの2ndアルバム。Michael Wagenerのプロデュースで楽曲も洗礼されて垢抜けた感があります。A級メロディ、ボーカル&コーラスにB級演奏のミスマッチがたまりませんな。 ストライプのダサ過ぎるコスチューム、メンバー全員がクリスチャンでライブでは聖書を配るパフォーマンスと、なにかと色モノ扱いされるバンドですが、マイケル・スウィートの絶世の歌声と良質のメロディの数々は間違いなく世界トップ・クラスでしょう。大化けする次作”To Hell With The Devil ”に比べるとまだまだ荒削りで楽曲にもバラつきがありますが、「Soldiers Under Command」「Makes Me Wanna Sing」「(Waiting For)A Love That’s Real」等、なかなか良質の楽曲が揃っています。個人的に今作のハイライトはなんといっても名バラード「Together as One」。もう一つのバラード「First Love」共々、切なく歌いあげるマイケル・スウィートの歌声には胸が締め付けられそうになります。
ちなみにこのストライパー、アメリカのレコード店ではHR/HMコーナーではなく、宗教音楽のところに並んでいるとか、CDをiTunesで読み込むと、ジャンル名に「Gospel & Religious(宗教音楽)」と表示されるとか・・・?
洋楽/男性VO/HM・HR

Stryper
ストライパー(アメリカ)
To Hell With The Devil
3作目
今作は1986年発表。米ビルボード32位。シングル「Honestly」がシングル・チャート23位、同曲のビデオ・クリップMTVのリクエスト・チャート第1位にランクインと大ヒットを記録しました。
おそらくコレが彼等の最高傑作でしょう。
オープニングから「To Hell with the Devil」の流れこそおどろおどろしいですが、以降は爽やかなポップ・ロック路線が続きます。「Calling on You」「Free」「Sing-Along Song」「Rockin' the World」等、捨て曲無しです。個人的には「More Than a Man」が一番のお気に入りですが、お決まりのバラード「Honestly」「All Of Me」も素晴らしい出来。バンドは、基本的な音楽性を前作の延長線上に置くものの、ロック的な荒さは薄まり、よりメロディが強調された、整合性のとれたサウンドへとシフトしました。(この傾向は次作”In God We Trust”で顕著になります。)結局、この方向転換が功を奏し、本作はストライパー史上最高の売り上げ(最終的にはプラチナムを獲得)を記録します。コスチュームやパフォーマンスから色モノ扱いされたり、ビジュアル的には軟弱なイメージから、アグレッシブなHM/HRを好むファンからは毛嫌いされたり、敬遠されたりしていますが、バンドとしてのクオリティは高く、ある意味メロディアスHM/HRの一つの理想形であるといえると思います。良質の楽曲に美しすぎるハイトーン・ボーカルとこれでもかというくらい分厚いコーラスワークから、とにかく彼等のメロディやコーラスへのこだわりがうかがえます。
ちなみにジャケは二種類存在しますが、私はオリジナルの方が好きです。
洋楽/男性VO/HM・HR

Stryper
ストライパー(アメリカ)
In God We Trust
4作目
今作は1988年発表。
売れ線メロディアスHM/HRの究極の名作「To Hell With The Devil 」の延長上にあるメロディ至上主義の作品で、コマーシャル性に富んだアルバムです。わかりやすくて聴きやすい反面、HM/HRファンが好む攻撃性、アグレッシブ感はほとんどなくなりました。もはやヘビィ・メタルというよりポップ・ロックと呼んだ方がよさそうです。大体、このバンドはこういう方向に進んでいるような気がしていたので、今作を初めて聴いた時は、まさに嫌な予感が的中といった感じ。”やっちまったか”というのが正直な感想です。
ただ、マイケル・スウィートのハイ・トーン・ヴォイス、美しく分厚いコーラス、「In God We Trust」「Always There for You」等、ポップで親しみ易い歌メロ、お約束の胸キュンバラード「I Believe in You」「Lonely」は絶好調。 この路線もありかなと思っていただけに、次作以降の失速がホントに残念です。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm