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洋楽/男性VO/HM・HR/ハード・コア/ミクスチャ

Sepultura
セパルトゥラ(ブラジル)
Chaos A.D
5作目
セパルトゥラ (Sepultura) は、ブラジル出身のバンドとしては世界的に成功した数少ないバンドの一つである。
ブラジルで活動していた当時はブラックメタル色の強いサウンドであったが、ロードランナー・レコードと契約しアメリカに本拠地を移す中で、洗練されたスラッシュメタルスタイルに変遷。その音楽性は1991年の「アライズ」で頂点に達した。同作品は一分の隙もないソリッドなサウンドで、スラッシュメタル史上屈指の作品として名高い。
折からのポスト・スラッシュ、グルーヴ・メタルムーブメントの中で発表した「ケイオスA.D.」(1993年)は母国ブラジルの民族音楽の楽器やリズムを取り入れた重みのあるサウンドで、ビルボードチャートのTOP40入りを果たした。
彼等独自のヘヴィメタルに民族音楽のリズムを取り入れたスタイルは『トライバルサウンド』として後続のバンドに多大な影響を与えたが、その最高傑作が1996年に発表した「ROOTS」である。
そのタイトル通り自分達のルーツを生々しく表現した本作は、ブラジリアン特有の肉感的なグルーヴを前面に押し出し、前作より一層洗練され、かつ深みを増した。ギターさえも打楽器の一種に聞こえる程の整合感は、まさに彼等が目指してやまなかったものだ。今なお彼等の最高傑作として名高く、またこの手のスタイルとしても孤高の作品である事に疑いは無い。
ちなみに「セパルトゥラ」とは彼らの母国語であるポルトガル語で「墓」を意味している。(Wikipediaより引用)

今作は1993年発表。
Sepultura(セパルトゥラ)は90年代初頭にしてはあまりないタイプのメタルで、民俗音楽を積極的に取り入れたりして、当時にしてはかなり先進的な音作りをしていたと思います。このアルバムは歌詞の内容からしてダークでシリアス、そして重い内容です。疾走感や勢いで聴かすタイプではないので、最初は地味な印象ですが、あちこちに面白い仕掛けがあったりして聴く者を飽きさせません。スロー・テンポ、ミドル・テンポのうねるようなグルーヴ感とラテンのリズムは一級品で、ザクザクとに刻む無機質なギターのリフとマックス・カヴァレラの無機質なボーカルには冷徹な残虐性が感じられてなんとも言えず不気味ですね。スラッシュでもなければメタルコアでもない、民族へヴィロック、モダンメタルコアの傑作。
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Soulfly
ソウルフライ(ブラジル)
Dark Ages
5作目
ソウルフライ(Soulfly)は、ブラジリアン・スラッシュメタル・シンガーのマックス・カヴァレラ(Max Cavalera)が、1997年に立ち上げた。
マックス・カヴァレラ(マックスはイタリア人とのハーフ)は、1997年2月にセパルトゥラ(Sepultura)を去った。大きな原因は、セパルトゥラのドラマーでもあり、実の弟であるイゴール・カヴァレラ(Igor Cavalera)との確執である。マックスは、セパルトゥラ脱退直後、「計画的に追い出された」とも言い放ったが、悲しみや怒りと格闘しつつ、自宅で静かに作曲活動を始めた。
彼は人気スラッシュメタルバンドからの脱退以外にも、まま息子であり親友でもあったデイナ・ウェールズ(Dana Wells、ディー・ロウ(D-Low)とも呼ばれる)が殺された未解決殺人事件と、彼が尊敬するブラジリアン・シンガー、Chico Scienceが1997年に死去したことにも向き合わなければならなかった。それによる鬱を乗り越えるためのセラピーとして、音楽を捉えたという。

2005年、マックス本人のプロデュースにより『ダーク・エイジズ』がリリースされた。多くの批評家は『ダーク・エイジズ』が、マックスの初期セパルトゥラ時代に見られるようなスラッシュメタルという原点への回帰だと表現している。確かに音は直線的でソリッドではあるが、これまで通り、ワールドミュージックのメタルへの影響は確かに見られるし、ジョー・ヌネズのトライバルなビート、マーク・リゾによる鮮やかなスパニッシュギターは健在である。
また、『Riotstarter』という曲ではプロディジーのようなバンドや彼のサイドプロジェクトであるNailbombに特徴的なインダストリアル分野の音楽的なエッセンスを取り入れている。つまり本作でもマックス・カヴァレラの音楽に対する自由な姿勢は変わってはいない、ただ、前作の『プロフェシー』が音楽的探求の一つの到達点としたら、そのアプローチが本作では主要素ではないといえる。マックス・カヴァレラの当時の混沌とした感情を吐き出すことに集中して作られたとみることができる。
録音中だった2004年の12月10日に、カヴァレラは孫のモーゼ(Moses)を亡くし、同月に、旧知の友であった、元パンテラで当時ダメージプランで活動していたダイムバッグ・ダレルの悲劇的な死を耳にする。これらの影響について、マックスは次のように語っている。
「ニューアルバムが『ダーク・エイジズ』という名前がつけられた理由の一つは、個人的にもちょっとダーク・エイジズだったからだよ。2004年の12月末、レコードの録音の最中だったんだけど、モーゼとダイムバックを失った。あれはとても暗い月だったよ。年の終わりは本当に暗かった。」(Wikipediaより引用)

セパルトゥラ (Sepultura) 時代からしてこのサウンドは孤高の存在。ブラジル民族音楽、ワールド・ミュージックとスラッシュメタルが高次元で融合した独自のモダン・メタル。攻撃的で破壊力抜群のリフと重量感、疾走感、うねるようなグルーヴ感は圧巻です。曲数が多いのに最後までダレないのも見事。メタル飽和時代にこれだけオリジナリティー溢れるサウンドを創造できるとは・・・マックス・カヴァレラの音楽センスはやっぱり凄い!もう大音量で聴くしかない!!

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm