このサイト(CDレビューのページ)のトップページへ
このサイト(黒門市場やすい)のメインホームページへ
洋楽/男性VO/HM・HR

Scorpions
スコーピオンズ(ドイツ)
Blackout
8作目
1965年、当時16歳のルドルフ・シェンカーの下に、何人かの仲間が集まり、スコーピオンズの原形となるバンドがドイツのハノーバーで結成されました。一方、ルドルフの弟マイケルは69年頃からバンド活動を始め、いくつかのバンドを渡り歩くうちにクラウス・マイネと出逢うことになります。そして、71年マイケルが当時加入していたバンド、コペルニクスの解散を受けてクラウスと共にルドルフ達と合流。こうしてスコーピオンズにデビュー当時のメンバーが揃いました。

1982年、南フランスの古城で録音された本作は、アメリカでグループ初のプラチナ・アルバム。イギリス
11位、本国ドイツでは10位と彼等が世界的な人気(特にアメリカで)を得た出世作となりました。スコーピオンズ登場前のドイツはロック不毛の地と呼ばれるほど、スター・アーティスト不在の状況。スコーピオンズはドイツのミュージック・ビジネスを活性化した原動力であり、ジャーマン・ロックの始祖とも言える存在です。
バンド・サウンドはクラウス・マイネの美しいハイトーン・ヴォイスとルドルフ&マティアスの鳴きのツインリード。切れ味鋭いリフと、どこか悲しげな叙情性あふれるメロディー。ポップすぎないメロディとヘビネスのバランスがいいですね。バラードでメタルファン以外のリスナーにアピールできるのも強みです。アルバムを通してテンションの高さを保っていて、ドラマチックなバラード「No One Like You」やハード・ナンバー「Dynamite」など名曲揃い。この時代のHM/HRを語る上で是非押さえておきたい一枚。
洋楽/男性VO/HM・HR

Scorpions
スコーピオンズ(ドイツ)
Love At First Sting(禁断の刺青 )
9作目
1984年発表の本作は、US6位3xプラチナム、UK17位、GERMANY6位ゴールドと大ヒットを記録。スコーピオンズの人気を不動のものとした彼等の最高傑作であり、'80年代のヘビー・メタルを語る上で外せない一枚。HR/HM史上の傑作と言っても過言ではないと思います。
前作"Blackout"と比べると本作はミドルテンポの曲が多く、ヘビネスという点においては物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、キャッチーさとハード感、叙情性のバランスは絶妙で、泣きの歌メロや切れのあるギターリフは満載。いい意味で聴きやすいHR/HMになっています。 ヒット曲「Rock You Like a Hurricane」をはじめ「Bad Boys Running Wild」「I'm Leaving You」「Coming Home」「Big City Nights」「Still Loving You」他、楽曲の完成度にバラツキがなく、音質も優れています。写真家ヘルムート・ニュートンによるアルバム・ジャケットがもう・・・いい味だしてますなぁ。。。

この頃はまだメンバーの髪もふさふさでしたねえ。当時のライヴ映像見ても(VO)クラウスがまだ帽子かぶってなくて、メンバーも髪振り乱してヘッドバンキングしてたのに、まさかこの後、一人、また一人と帽子愛用者が増えて行く事になろうとは。。。
洋楽/男性VO/HM・HR

Scorpions
スコーピオンズ(ドイツ)
Savage Amusement
10作目
1988年発表、US5位プラチナム、UK18位、GERMANY4位ゴールド。
長年連れ添ったディーター・ダークスのプロデュース最終作。契約が切れる最後のアルバムだったようです。
オープニングナンバーの「Don't Stop at the Top」(Children Of Bodomのカバーもあります)からミドルナンバーなので正直以外だったのですが、個人的にお気に入りの「Media Overkill」「Love on the Run」他、楽曲の完成度は全曲高いです。彼等得意のバラードナンバー「Walking on the Edge」「Believe in Love」もさすが、聴かせてくれますね。全体的にミドル・テンポの曲が多く、地味な印象を受けますが、メロディの充実度は前2作(”Blackout””Love At First Sting”)に全くひけをとらないと思います。前2作の大ヒットの後という事で、かなりのプレッシャーの中、約1年もの長期間のレコーディング作業を経たアルバムだけあって、緻密で計算高い音作りになっています。疾走感や切れ味鋭いリフ、攻撃性を求める方には不向きなアルバムかもしれません、むしろ、メタラー以外のリスナーにアプローチしたかったのかな?と思えるほどです。一曲一曲が丹念に作り込まれている、大御所らしい、成熟された味わいのある渋い名作。

ちょっとメンバーの髪のふさふさ具合が怪しくなってきましたかな。この頃から落ち武者ボーカリスト、クラウス・マイネが帽子をとらなくなりました。
洋楽/男性VO/HM・HR

Scorpions
スコーピオンズ(ドイツ)
Crazy World
10作目
1990年 US21位2xプラチナム、UK27位、GERMANY1位2xプラチナム。
キース・オルセンとの共同プロデュースで、アメリカナイズされて実にコマーシャルな音作り。曲調も明るいめのものが多いです。アルバム収録曲中7曲が外部ライターとの共作だそうですね。ヘビネスよりもメロディに対する彼等のこだわりが感じられます。正直、”Blackout””Love At First Sting””Savage Amusement”あたりまでが彼等のピークだったように思われますが、本作もなかなかどうして、聴かせてくれます。個人的には「Don't Believe Her」「Crazy World」「Send Me an Angel」あたりが好きなんですが、なんといってもこのアルバムのハイライトは名バラード「Wind of Change」でしょう。あと、アルバムジャケットが彼等にしてはちょっとインパクトに欠けているかな。

子が手放せない実力派ボーカリスト、クラウス・マイネと(G)マティアス。ルドルフはみとめたくないのかな・・・?潔くかぶった方がいいんじゃあないのか。。。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
オーディオシステムに関しましてはコチラ             
http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm