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洋楽/男性VO/HM・HR

Sanctuary
サンクチュアリ
Into The Mirror Black
2作目
サンクチュアリは1985年、レニー・ルトレッジ(G)と彼のいとこ、ショーン・ブロスル(G)を中心に結成。最後にワレル・デイン(Vo)が加わり、バンド編成が完了。バンドはメガデスのデイブ・ムスティンに見い出され、彼のプロデュースでデビューを飾ります。
今作はデビュー・アルバムより2年振りの発表。プロデューサーはハワード・ベンソン。
この手のバンドにしては珍しく、突進力や早さを売りにしていません。ザクザクとしたリフはありますが、曲調はミドル〜スローが主体。ダーティーで重く、沈んだ感じで、それがかえって不気味感を演出しています。
ボーカルはデス声ではありませんが、デス・メタル系のダーティーな雰囲気の歌い方。声質はジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードやクリムゾン・グローリーのようなハイトーンです。ギターの音色には泣きがあり、歌メロは以外とキャッチー。楽曲は曲調が変化したりと仕掛けが多く、聴かせ方の上手い曲作りで、ここら辺は知的で頭脳派メタルといったトコロでしょうか。
それともう一つ、バンド・サウンドの特徴になっているのがワレル(Vo)の歌詞。哲学的で独創的な世界観が聴く者のイマジネイションをくすぐります。
アルバムは「Future Tense」の出来が突出していますが、続く「Taste Revenge」(個人的にこの曲も好き)「Long Since Dark」「Epitaph」「Mirror Black」と流れるような展開で、全体的にソツなく出来ていています。全体にちょっとスローペースなので、もう1、2曲攻撃的で早い曲があればもっと好きになれたんですけどね。

バンドは今作発表後解散。サンクチュアリのメンバーが中心になって1995年ネバーモア(Nevermore)を結成。バンドは現代的な冷淡的でモダンなエクストリーム・ヘヴィメタルサウンドで、日本ではあまり人気がありませんが、海外では評価が高く、アーク・エネミーのマイケル・アモットが影響されたことをインタビューなどで度々公言しているようです。また他のミュージシャンからのファンも多く、現代のヘヴィメタルバンドに多大な影響を与えているとされています。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm