このサイト(CDレビューのページ)のトップページへ
このサイト(黒門市場やすい)のメインホームページへ
洋楽/男性VO/ポップス

Peter Gabriel
ピーター・ガブリエル(イギリス)
Plays Live
ライブ盤
Peter Gabriel(ピーター・ガブリエル)は1967年にパブリック・スクールの仲間であるアンソニー・フィリップス、マイク・ラザフォード、トニー・バンクス、クリス・スチュワート等とGenesis(ジェネシス)を結成。しかし、デビュー・アルバム「創世記」、セカンド「侵入」どちらも売上はさっぱりで、ジェネシスの人気はぱっとしませんでした。リード・ギターのアンソニー・フィリップスは、この時点で脱退。この時加わったのが、公募によるオーディションで選ばれたギタリストのスティーブ・ハケットとドラマーのフィル・コリンズでした。
彼らの加入以降アルバムは売れるようになります。ピーターのライヴでの奇抜な衣装やメイク、趣向を凝らした演劇的コンサートは(他のメンバーはあまり快くは思っていなかったようですが)話題性もあり、大きな注目を集めるようになります。
ところが、ピーターは突然、ジェネシスを脱退。アーティストとしての生活をすべて捨てて、田舎の谷間に立つ家に引きこもってしまいます。(本人いわく、人間関係その他モロモロの諸事情から逃れて、世捨て人のような生活をしたかったとか。)
その後、突然彼は活動を再開。1977年ソロアルバム「機廚鯣表。4枚のアルバムタイトルは「機廖岫供廖岫掘廖岫検廖このタイトルに、アルバムの区別がつきにくいということで、レコード会社は反対だったようです。
今作は1983年にリリースされたソロアルバム4枚からの楽曲を中心にアメリカ、カナダにおけるツアーの模様を収録したライブ版で、初期のベストのような選曲になっています。(前年の1982年にワールドミュージックの祭典WOMADライブを主宰して見事に失敗し、莫大な負債を抱えこんだが、ジェネシスのフィルコリンズやマイク、トニーがピーターの苦境を救うためにオリジナルメンバー5人の再結成ライブを企画し、大成功を収めて命拾いをしたという経緯があるそうですが。)
当時小学生だった私にピーター・ガブリエルは難解で敷居の高いイメージがあったので、アルバムには手を出していませんでした。(「Shock the Monkey」のPVぐらいしか知らんかった。)ですので、最初に聞いたのがこの「Plays Live」です。
後から改めてスタジオ盤を聴いたんですが、違和感がありましたね。ライブ盤だと感じないのですが、あらためてオリジナルを聴くと、どうしても時代の古さを感じてしまいます。(知人には「機廖岫供廖岫掘廖岫検彡阿ならとりあえずこれ聴いておけばいいよと「Plays Live」を薦めていましたが。)
さて本作ですが、「The Rhythm Of The Heat」から強烈なインパクトです。「On The Air」なんかはライブならではの盛り上がりがあり、「Family Snapshot」他、難解で陰気な曲はライブだと陰気さが緩和されて聴きやすくなっています。とはいえ、民俗音楽やアフリカ音楽を導入した独自の音楽世界は強烈な異彩を放っています。ライブ盤やベスト盤は、レコード会社の思惑が先行したりして、作品としての存在意義が薄いものが存在しますが、このアルバムは1つの作品として、十分に存在意義のあるものに仕上がっています。楽曲も、単なる過去の作品の焼きまわしにとどまっていません。ライブならではの躍動感を宿しており、スタジオ盤の作り込んだものとはまた違った命を吹き込まれているようです。大袈裟かもしれませんが、これほど完成度の高いライブアルバムを私は他に知りません。名盤です。
後、輸入盤で曲数の少ないものもありますが、聴くなら絶対2枚組です。
洋楽/男性VO/ポップス

Peter Gabriel
ピーター・ガブリエル(イギリス)
So
5作目
ピーター・ガブリエルはその圧倒的な才能にもかかわらず世間の認知はとても低かった。その彼の存在を一挙にポピュラーなものにした1986年発表の作品。 彼に関してはアーティスティックで天才肌、独自の美意識の追求で、難解、浮世離れしたイメージが先行していた。正直、前作「Birdy」でまた遠いトコにいっちゃったのかなと思っていましたが、このアルバムのタイトルとジャケットを見た瞬間、なんか今までと違う、やわらかい印象を抱きました。その予想通り、今作は良い意味で万人受けするアルバムになっています。わかり易くてPOPな曲が揃っていて、当時は賛否両論ありましたが、とても聴きやすい内容になっています。
スチュアート・コープランド、ジム・カー他参加メンバーが豪華で、ユッスウ・ンドゥルの参加等ワールドミュージックの要素が見事に楽曲に溶け込んでいます。彼のこだわる豊かなリズムワークは本当に素晴らしい。
オープニング・ナンバー「Red Rain」から、大ヒット曲「Sledgehammer」のユニークなPV、ケイト・ブッシュとのデュエット「Don't Give Up」、アフリカンテイストの「In Your Eyes」他、名曲揃いの名盤。
洋楽/男性VO/ポップス

Peter Gabriel
ピーター・ガブリエル(イギリス)
Shaking The Tree: Sixteen Golden Greats
ベスト盤
「So」で彼に興味を持った人のための入門盤。(個人的には2枚組「Plays Live」をお勧めしますが。)
民俗音楽の導入によって独自の音楽世界を構築していった初期の楽曲が収録されています。
南アフリカ共和国の民族運動家でアパルトヘイト体制に対する抗議活動の指導者であったために政府によって惨殺されたスティーブン・ビコを追悼する曲「ビコ」は彼の代表曲なのでおさえておきましょう。
第三世界の国の文化を支援し、けっして恵まれた環境にはない世界各地の優秀なアーテイストたちの音楽を、より多くの人々に聴かせたいと願うプロジェクト「WOMAD」。20世紀のポピュラー音楽の歴史において、ワールド・ミュージックにおける彼の功績は大きい。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
オーディオシステムに関しましてはコチラ             
http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm