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洋楽/男性VO/ポップス

New Order
ニュー・オーダー(イギリス)
Best Of New Order
ベスト盤
1980年に作詞兼ヴォーカル担当であったイアン・カーティス(Ian Curtis)が自殺したため活動停止を余儀なくされたジョイ・ディヴィジョン。残された3人のメンバーは紆余曲折の末、バーナードがイアン・カーティスに代わりにボーカルとギターを担当し、当時モリスのガールフレンド(のちにモリスと結婚することとなる)でパンクバンドで活動していたジリアン・ギルバートをキーボードとギター担当の新メンバーとして迎え入れ、バンド名も新たに「ニュー・オーダー」として活動を開始。途中、家庭の事情(子供の病気)でジリアンが脱退し、サポートメンバーだった元マリオンのフィル・カニンガムを正式メンバーに加え現在に至る。その命名の由来はナチス・ドイツの提唱した「新秩序」であるが、メンバーによると政治的な意図は無く単に響きで選んだものであるとのこと。
ファーストアルバムこそジョイ・ディヴィジョンの延長線上ともいえる陰鬱なサウンドだったが、12インチシングル「エヴリシングス・ゴーン・グリーン」を発表した時期から元々導入していたエレクトリックサウンドの比重が高まり、ギターとエレクトロニクスを融合させたロックバンドの草分け的存在の一つとなった。また1983年の「ブルーマンデー」のロングヒット、さらにヒップホップにおける代表的なプロデューサーであったアーサー・ベイカーと組んだ「コンフュージョン」等により今や世界のクラブシーンで直接的、間接的を問わず「彼らの影響を受けていない人間を探すことは難しい」とさえいわれる。
彼らの楽曲はフォークロック然としたギターサウンドから完全なエレポップまでと曲毎のアレンジの振幅が激しく、また同じ名前を冠する曲でもシングルとアルバムではまったく別物であったりする場合があるため、アルバムメインのリスナーとシングルメインのリスナーではかなり印象の違うバンドである。
特にベース担当のピーター・フックのベースをヒザ近くまで低く構えた演奏スタイル、そして高音域でメロディーを引っ張っていくメロディアスなプレイは独特で、世界中のミュージシャンからリスペクトされている。
また、彼らは大胆に電子音楽、ハウス音楽の要素を最初に本格的に取り入れたバンドの一つであるのみならず、所属レーベルのファクトリー・レコードの社長であるトニー・ウィルソンと共にクラブ、ハシエンダをマンチェスターに1982年にオープンし経営に参加、英国の初期のクラブ文化の発展に寄与し、1980年代終わりから1990年代始めに掛けて世界中に衝撃を与えたマッドチェスターやセカンド・サマー・オブ・ラブといった音楽シーンを生み出す母体となった。こうした経緯と、ロックとダンスの融合を試みた数多くのシングルのリリースにより、現在の若いDJやダンス系のアーティストにはニュー・オーダーへの憧憬と彼らからの影響を公言するアーティストが少なくない。
レコードジャケットなどのグラフィックデザインは前身のジョイ・ディヴィジョン時代からその殆どをグラフィックデザイナーのピーター・サヴィルが手がけているが例外もある。例えばジョイ・ディヴィジョン時代の自主制作シングルレコードの「An Ideal for Living」のジャケットデザインはバーナード自身によるものである。またニュー・オーダーの作品の中でも「エヴリシングス・ゴーン・グリーン」のジャケットデザインはバーナードとジリアンの共同デザイン。
活動期間の長いバンドの例にもれず、メンバー間の確執は根強い。特に顕著だったのは「リパブリック」のプロデュース等をめぐりバーナード・サムナーと他の3人が対立。文字通り解散一歩手前の状態に陥り、メンバーそれぞれが別プロジェクトの活動に専念した事も重なり、結果的に「ゲット・レディ」製作までに8年近くのブランクが生じたことである。
さらに2007年、ピーター・フックは複数のメディアで「バーナードとは一緒にやっていない」と述べ「ニュー・オーダーは解散した」と明言したが、2007年6月、バーナードとモリスは英BBC Newsに宛てた文書を通じて正式に「解散はせず今後も2人で活動を続けて行く」とコメントし、事実上フッキーは脱退したとの認識を明らかにした。これに対しフッキーはMySpace上の自身のページにて「バンドはもう終わった。残り三分の二(バーナードとモリス)に活動を続ける権利は無い。俺にも三分の一の権利がある」と改めて解散を宣言、交渉に応じるとも述べながら、裁判を示唆するコメントを残している。また、『5番目のメンバー』フィル・カニンガムの立場については不透明な状況になっている。
2009年、事実上解散状態にあったニュー・オーダーだが、バーナードは新バンドのバッド・ルーテナント(Bad Lieutenant)を結成し活動を再開している。このバンドにはフロントマンのバーナード・サムナーとギタリストのフィル・カニンガムが参加している。アルバム製作には、ブラーのアレックス・ジェームスやジョイ・ディヴィジョン時代からのメンバースティーヴン・モリスも参加した。(Wikipediaより引用)

先に発売されたベスト・アルバム”Substance”とは違った趣のベスト盤。通常、アーティストのベスト・アルバムというと、初心者向け、入門者用という性格のものが多いですが、彼らのシングルはアルバムに収録されていないものが多く、また収録されていたとしても曲のヴァージョンが違うとかミックスが違うとか(12インチ・シングルとか多いし・・・)なので、こういったベスト盤もファンにはコレクターズアイテムになってしまいます。実際、アタマを飾る「True Faith-94」「Bizarre Love Triangle-94」「1963-95」「Round & Round-94」の4曲はこのアルバムのために再度レコーディングされています。
個人的には「True Faith-94」「Regret」が大のお気に入りですが、おなじみの「Let's Go (Nothing for Me)」「1963-95」「blue monday'88」の他にも、「Bizarre Love Triangle-94」「Thieves Like Us」「Round & Round-94」が好きです。バンド・サウンドは基本的にデジタル・ダンス・ビート・サウンド。テクノ・ハウスなどの電子音楽を使ったエレポップをベースにしていますが、生楽器と上手く融合しているので、無機質な感じはないです。楽曲はフォーキーなものからロックっぽいものまで幅広く、バラエティ豊かです。レコード会社主導の企画モノ的なベスト盤とは違い、選曲も、流れを無視した寄せ集めっぽくないので、一つの作品として楽しめるベスト盤だと思います。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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