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洋楽/男性VO/ポップス

Mike Oldfield
マイク・オールドフィールド(イギリス)
Crises

Mike Oldfield(マイク・オールドフィールド)といえば、ほとんどの人がデビューアルバム「Tubular Bells」を連想するのではないでしょうか。1973年5月、マイク・オールドフィールドはヴァージン・レコードの記念すべき第一弾アーティストとして、アルバム「Tubular Bells」でデビュー。「Tubular Bells」の冒頭の一部は映画「エクソシスト」で本人の承諾なく 無断使用されますが、結果的にそのフレーズが世界的に認知されることとなります(ちなみにこのアルバムは「エクソシスト」のサントラ盤ではありません。オカルトチックなのも冒頭の一部分だけです)。「Tubular Bells」は全英1位を記録、このアルバムは現在までにイギリス国内で260万枚を売り上げており、全英歴代トップ30にランクインするほどの大ヒットとなりました。偏屈の完璧主義者で有名なマイクは「Tubular Bells」をほとんどの楽器の演奏をひとりでこなし、2000回以上の膨大な回数のオーヴァーダビングを重ねて作り上げました。それぞれ25分、23分の全2曲という構成はLP時代を考えれば最大の長さであり、1973年という時代を考えれば、ロック史、プログレ史に名を残す名盤といっても過言ではないと思います。

1983年発表の本作は、かつての内省的な彼の雰囲気は、あまり感じられません。1曲目の「Crises」こそ20分を超える大作ですが、以降の曲はコンパクトにまとまっていて、キャッチーでポップ。この辺りはレコード会社からの強い要望があったようです。マギー・ライリーのボーカルによる「Moonlight Shadow」(その後アニー・ハズラムアゼリン・デビソンがカヴァー)はヨーロッパ中で大ヒット。この曲は、天国に逝った恋人が月夜に逢いに来るという歌詞で、日本でも流行りましたね。とてもいい曲です。売れっ子セッション・ドラマーのSimon Phillipsが参加した「Crises」では、彼の力強いドラムが堪能できます。
本アルバムはちょっと小奇麗にまとまり過ぎている感もありますが、とても美しい素敵なアルバムだと思います。
洋楽/男性VO/ポップス

Mike Oldfield
マイク・オールドフィールド(イギリス)
Discovery

本作は1984年発表。
本作は「Tubular Bells」ではなく「Moonlight Shadow」の続編を期待して聴きましたが、「To France」だけで大感動、大満足でした。コンパクトな曲なのですが、メロディ、アレンジ、音色が素晴らしく、マギー・ライリ−の優しく包み込むような歌声が曲をいっそうひきたてていて、この名曲1曲だけを聴くためだけでもこのアルバムは聴く価値があると思います。彼は長尺の曲やコンセプト色の強い大作をつくらせると素晴らしいのですが、「Moonlight Shadow」「To France」のような尺の短いポップソングをつくらせても素晴らしいと思います。アルバム・ラストの「Saved by a Bell」「Lake」でしめるあたりもさすが、聴き手の心理がわかっていらっしゃる。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
オーディオシステムに関しましてはコチラ             
http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm