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洋楽/男性VO/HM・HR

Metallica
メタリカ(アメリカ)
Ride The Lightning
2作目
Metallica(メタリカ)は、1981年にアメリカのロサンゼルスで結成。初期はスレイヤー、アンスラックス、メガデスと共に「スラッシュメタル四天王」の一角と言われており、1990年代の全米アルバム総売り上げ4位のビッグ・バンドである。1981年10月、ラーズ・ウルリッヒ(Dr)がジェームズ・ヘットフィールド (Vo/G)を誘う形でメタリカが結成される。
1982年新ベーシストとしてクリフ・バートンが加入。1983年4月にデイヴ・ムステイン(初期メタリカの独自の音楽性構築に貢献するものの、アルコール、ドラッグを原因とする素行の荒さから他のメンバーに解雇される。後に自身のバンドであるメガデスの活動にて一躍名を上げた)が解雇され、エクソダスのギタリストであったカーク・ハメットが加入する。この際、既に日本でデビューしていたLOUDNESSのギター、高崎晃へ加入のオファーがあったことが後に明らかになった。実際はメタリカのメンバーからの誘いではなくメタリカ側のスタッフからのオファーであったとされている。7月にインディーズ・レーベルメガフォースより1stアルバム「血染めの鉄槌(キル・エム・オール) - Kill 'em All - 」でデビュー。(Wikipediaより引用)

本作は1984年発表。
1stアルバム”KILL 'EM ALL(血染めのハンマー)”は当時色物扱いで、物珍しさが先にたっていた。ミュージック・ライフなんかでも酷評されてたので、私は彼等の事をスルーしてしまっていた。この2stに関しても恥ずかしながら大して関心をよせていなかった。ミーハーな私は3rdの”Master Of Puppets”でようやく彼等の凄さに気づいた。

イントロのアコースティックギターから一気にスピードアップする「Fight Fire with Fire」「Ride the Lightning」バラード調の出だしからどんどん盛り上がっていく超名曲「Fade to Black」等、サウンドプロダクション、アレンジセンスはメジャー級で、曲の組み立て、構成力、オリジナリティどれをとっても同時期に登場した他のスラッシュメタルバンドの先を行ってましたね。(さすがに今改めて聴きなおすと、スラッシュというよりフツーのメタルに聞こえますが。)
PVも無いしテレビにも映らない、ライヴと口コミで人気を集め、ヘッドライナーがBon JoviのジョイントコンサートではBon JoviをさしおいてMetallicaにアンコールがかかるなど数々の伝説を残してついたあだ名が”アンダーグラウンドの帝王”。今のMetallicaにはない緊張感、アグレッシブ性、凄さがこの頃のMetallicaにはあります。ドラマチックな曲展開、印象的なリフとフック、泣きのツインギターがたまりません。
洋楽/男性VO/HM・HR

Metallica
メタリカ(アメリカ)
Master Of Puppets
3作目
メタル・マスター(Master Of Puppets)は,1986年に発表したサード・アルバム。全米29位・全英41位を記録。彼らにとって初の全米トップ40入りを果たし、スラッシュメタルというジャンルそのものを広く認知させた作品。現在までに、アメリカだけでも600万枚以上を売り上げた。クリフ・バートン在籍時としては最後のアルバムでもある。このアルバムが最高傑作という声もある。『ヘヴィメタル史上屈指の名盤』とも称されている。
「バッテリー」は「電池」ではなく、野球で使われるあの「バッテリー」のこと。これはメンバーとファンとの絆を歌った曲で、彼らの代表曲である。「メタル・マスター」は、人間を操る力の恐怖を描いた曲。「鏡の上で朝食を刻む」という一節から、コカイン中毒を意味すると推察される。一度目のギター・ソロは、ツイン・リードにより美しいメロディを奏でており、メタリカのメロディ・センスの向上を伺わせる。「ディスポーザブル・ヒーローズ」は、直訳すれば「使い捨ての英雄たち」。戦場に駆り出される兵士を描いた曲で、「メタル・マスター」と同様、人間を操る力をコンセプトにした曲。(Wikipediaより引用)

ハイトーン・ボーカルと早弾きギターがHM/HRの主流だった当時、このアルバムは斬新で新鋭的だった。 私自身、リアルタイムで聴いた時は「Battery」「Master of Puppets」「Disposable Heroes」に相当な衝撃を受けました。さすがに今聴くと普通のHM/HRに感じてしまいますが、彼等はテンポチェンジ、変拍子を多用するバンドサウンドのハシリ的存在(やっぱり最初にできる人は凄い)。その他、リフのつくり方やアイデア、複雑な曲の構成力も素晴らしく、インテリジェンスあふれるHM/HRバンドの草分け的存在といえると思います。実際、この頃成功したHM/HRバンドといってもボンジョビやナイトレンジャー、デフレパードのような、どちらかというとハードロック、ハードポップ寄りの音楽で、色物扱いだったスラッシュ系HM/HRのバンドが一般受けしたり売れたりするわけがなだろうというのが当時の常識でした。そんな時世に媚びることなく(宣伝やプロモーション活動無しで)正統なHM/HRバンドとして大成功を収めたメタリカの功績は素晴らしい。彼等の成功が後のバンドの活躍の場をひろげただけでなく、HM/HRのひとつの未来を表現したといっても過言ではないと思います。
洋楽/男性VO/HM・HR

Metallica
メタリカ(アメリカ)
...And Justice For All
4作目
1988年発表。ジェイソン・ニューステッド加入後としては初のオリジナル・アルバムだが、ベースの音がほとんど聞こえないミックスのため、物議を醸した。変拍子の多用や大作指向の楽曲から、allmusic.comでは「メタリカの作品中最も複雑で野心的」と評されている。 歌詞の内容は主に司法システムの矛盾点や腐敗を歌っており、従来のヘヴィメタル・バンドの軽薄で重みの無い歌詞(ファンタジー、ドラッグやアルコール、自動車や二輪車、性的な内容)と比べ、知的であると新聞等のメディアに取り上げられた。
シングル「ワン」は、メタリカにとって初のミュージック・ビデオが制作され、同曲はグラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス部門を受賞。(Wikipediaより引用)

音質的にはほとんど聞こえないベースに軽いドラムのスネアの音と残響の少ない渇いた音質に非難が集中しましたが、アルバム自体の内容は悪くないと思います。かなり大作指向の作品で、もともと彼等の曲は長いのですが「...And Justice for All」他、さらに長尺のプログレっぽい曲が増えています。デビュー当時の早い曲もほとんどなく(普通のバンドなら「Blackened」で早い方なんだろうけど・・・)、ミドルテンポの曲が主体となっています。曲の展開や泣きのツインギター、メロディセンスは相変わらずずば抜けていますね。複雑で懲り過ぎていて疲れる・・・、このアルバムを駄作という方もいますが、Metallicaの本質ってこのアルバムで、彼等ってこういうバンドなんだと思います。「One」は、彼らを語るうえで欠かすことができない曲というだけでなく、HM/HR史上に残る名曲。本作で彼等はスラッシュ離れし、次作以降イメチェンしていくことになるので、スラッシュバンドとしての一区切りをつけた作品といえると思います。
洋楽/男性VO/HM・HR

Metallica
メタリカ(アメリカ)
Metallica
5作目
1991年発表。メタリカ (METALLICA)は、メタリカが1991年にリリースした5枚目のアルバム。通称『ブラック・アルバム』。メタリカにとって初の全米1位(『ビルボード』誌による)を獲得。シングル「エンター・サンドマン」「ジ・アンフォーギヴン」「ナッシング・エルス・マターズ」も全米トップ40入り。次回作『ロード』までに1500万枚を売り上げた。今作で見せたへヴィネスやグルーヴを重視した音楽性は、80年代のへヴィメタルブームが終わった後の新しいロックの形の一つとして、シーンやミュージシャン達に大きな影響を与えた。(Wikipediaより引用)

コレが一番好きです。(初期のスラッシュ路線が好きな方には、気に入らないかもしれませんが)前作”...And Justice For All”で出しつくしてポケットの中身は空っぽかと思っていましたが、まさか別のポケットがあったとは・・・。早さや激しさではなく、ミドルテンポのグルーヴ感でのせる、バンドとしての新たな可能性を示しただけでなく、メタルサウンドの新たな可能性を提示してくれたホント、素晴らしいアルバムだと思います。”Master Of Puppets”を初めて聴いた時、こんなのありそうでなかったって思いましたが、本作も同じ気持ちになりました。ありそうでなかったメタルサウンド。彼等は本当に頭がよくて時代に敏感だ。Metallicaはモダン・ヘビネスの扉を開けましたが、同時にスラッシュバンドに時代遅れの烙印を押した、そういう意味では罪なアルバムといえるかもしれません。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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