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洋楽/男性VO/HM・HR

Megadeth
メガデス(アメリカ)
So Far, So Good... So What!
3作目

メガデスは、複雑なリフの絡み合いを特長としデイヴ・ムスティン自身"インテレクチュアル(知的な)・スラッシュ"と称し、他のスラッシュメタルとは一線を画していた。
初期のメガデスはギター兼ヴォーカルのデイヴ・ムステインとベースのデイヴィッド・エレフソン以外のメンバーは固定せず、アルバムごとにメンバーが入れ替わっている状態であった。
ちなみに「メガデス(Megadeath)」の元の意味は、核兵器の威力を表す、或いは同一の死因による死者数の単位で、1メガデスあたり100万人の殺傷力があるという。 バンド名から意図的にaを抜いたのは、死との関連性を薄めるためだとムステイン本人が語っている。 バンド名から一部の音楽ファンからはデスメタルと勘違いされる事がある。
マスコットキャラは人の骸骨のような生命体ヴィック・ラトルヘッド(Vic Rattlehead)。1stアルバム以来数多くのアルバムジャケットに登場している。

1982年、ラーズ・ウルリッヒらとの確執でメタリカ(Metallica)をクビになった、ギタリストのデイヴ・ムステインが、ベーシストのデイヴィッド・エレフソン(David Ellefson)と共に結成したのが始まりである。以後もこの二人が中核メンバーになる。

1984年末 コンバットレコード(Combat Records)と契約をし、1985年に1stアルバム『Killing Is My Business... And Business Is Good!』でデビューを果たす。ムステインの「元メタリカ」という肩書きも手伝い前評判は良かったものの、メンバー全員が麻薬中毒という状態で資金が底を尽いてしまい、極悪なサウンドプロダクションにせざるを得なかったため一般にはあまり高くは評価されなかった。
1986年にはメジャーレーベルのキャピトルレコード(Capitol Records、日本では東芝EMI)に移籍、2ndアルバム『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』を発表。前作に比べ音質は飛躍的に向上し、バンドの演奏もよりタイトに、楽曲はさらに洗練され、「スラッシュメタル四天王」としての地位を確固たるものにする。
1988年、3rdアルバム『SO FAR SO GOOD...SO WHAT!』を発表。前作に比べ内容が比較的コマーシャルだとの批判も一部にあったが、攻撃的でスラッシーなリフが満載されたこのアルバムは全米チャート28位を獲得し、バンドにとって初めてのプラチナムアルバムとなった。
1990年に4thアルバム『RUST IN PEACE』を発表。アルバムの内容はより正統なヘヴィメタルに近付き、ムステインのアグレッシヴなプレイスタイルとフリードマンのメロディアスなプレイスタイルが見事に調和し以前のどの作品よりも洗練されたアルバムとなった。全米チャート初登場23位、全英チャート8位を記録したこのアルバムをもってメガデスはシーンを代表するバンドとなり、ファン層も一気に拡大する事になる。
1992年、5thアルバム『COUNTDOWN TO EXTINCTION』を発表。以前までの攻撃的なリフと複雑な曲展開を用いた手法とは一線を画し、より幅広い層に受け入れられるよう無駄なものを一切排除したシンプルな作品だった。これが大ヒットとなり、全米チャート初登場2位を記録。
1993年、この年の3月に予定していた4度目の来日公演が、麻薬問題でキャンセルとなる。この公演に合わせて日本では東芝EMIから"MEGABOX"という5枚組のBOXセットが発売されている。
1994年、さらにサウンドを変化させた6thアルバム『YOUTHANASIA』を発表。それまで特徴的だったムステインのシニカルで冷徹な視点が影を潜め、曲はより温かみのあるメロディアスなものに。前作の勢いを引き継ぎ全米チャート初登場4位を記録。
1997年に7thアルバム『CRYPTIC WRITINGS』を発表。前々作の製作中からこじれ始めていたメンバー間の仲がこの時期に一気に悪化し始め、アルバムもそのようなバンドの状況を反映してか今ひとつ焦点の定まらないものとなった。ポップな内容を大胆に導入し、シングル曲『Trust』はビルボード・メインストリーム・ロックチャート5位を記録したが、アルバム自体は10位止まり。以前からのコアなファンの評価はあまり高くなかった。
1999年には、8thアルバム『RISK』を発表。前作よりもさらにポップな音楽性となり、昔からのファンには一気に背を向けられる形となってしまった。一方で新しいファン層を開拓する事も出来ず、アルバムのセールズは全く振るわなかった。メンバーの不和も修復不可能なところまで深刻化してしまう。
2001年、レコード会社をCapitolからSanctuary(日本ではビクターエンタテインメント)に移籍し、アルバム『THE WORLD NEEDS A HERO』を発表した。前評判のわりに内容は中途半端との批判が多く、商業的に成功したとはいえない。
2002年、『THE WORLD NEEDS A HERO』に伴うツアー中のライヴの模様を収めたライヴDVDと二枚組ライヴ・アルバムをリリース。しかし程なくしてデイヴ・ムスティンが腕の故障、橈骨神経麻痺を理由に突如脱退、バンドは解散してしまう。
2004年、デイブ・ムステインがかつて在籍し、クビにされたバンドメタリカのドキュメンタリー映画「メタリカ:真実の瞬間(METALLICA:SOME KIND OF MONSTER)」に出演。メタリカがバンド内の問題を解決するために行われたセラピーの一環としてドラマーのラーズ・ウルリッヒがデイブと話す様が収められている。劇中でデイブはクビになってからの20年間の思いを赤裸々に語っている。
9月14日、レコード会社をマーキーに移籍。ムスティンがセッション・プレイヤーと共に製作したアルバム『THE SYSTEM HAS FAILED』が会社の要望でメガデス名義で発売された。ムステインの素直なヘヴィメタルが凝縮されたこのアルバムはオールド・ファンにも受け入れられ、「メガデス復活」を印象付けた。また、このアルバムには元メンバーであるクリス・ポーランド(G)が数曲で参加している。
2005年、Capitolはベストアルバム『Greatest Hits』をリリースした。また、ドリーム・シアター、フィア・ファクトリーなどとともにアメリカとカナダを回るコンサートツアー・Gigantourを主催した。
2007年、アルバム『UNITED ABOMINATIONS』を発表。全米チャート8位を記録した。
2008年、BURRN!4月号における読者人気投票で、LIVE PERFORMANCE IN JAPAN、ALBUM COVER、DVD、TUNE、SHINING STARの部門で5冠を達成。


本作は1988年発表。
スラッシュ・メタルというより普通のメタルに近いですね。歌メロもあるし、そんなに攻撃性にだけこだわってる感じではないです。とはいえ、ギター、リフはかっこイイし、デイヴ・ムステインいわく、”売れ線を狙った”わりには、音触の無感情さが冷淡・冷徹に感じられます。メリハリもしっかりしていて、楽曲の展開力もお見事。オープニングの「Into The Lungs of Hell」「Set The World Afire」のつかみも完璧。セックス・ピストルズのカバー「Anarchy In The U.K.」は面白いけど、個人的には要らなかったかな・・・。
洋楽/男性VO/HM・HR

Megadeth
メガデス(アメリカ)
Rust in Peace
4作目
本作は1990年発表。
「Holy Wars...The Punishment Due」からキターーー!という感じ。「Hangar 18」「Take No Prisoners」と一気にたたみこまれ、「Tornado Of Souls」でノック・アウト、昇天です。バンド・サウンドは前作でも感じたのですが、スラッシュというより普通のメタルに近いと思います。やみくもに突っ走るタイプではなく、曲によってはキャッチーなものもあるので、コアなファンからは賛否がわかれるようですが、切れ味鋭いギター、リフは相変わらず最高にかっこイイです。演奏能力、楽曲の構成力・構築美ともに素晴らしい出来で、この頃が一番油ののった時期だったと言っても差し支えないでしょう。音質がちょっと軽いのが残念。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
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