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Marillion
マリリオン
Clutching At Straws
マリリオン(Marillion)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。

歴史

デビューからフィッシュの脱退まで
1979年、前身のバンド「シルマリリオン」から名称を変更。1982年にデビュー。プログレッシブ・ロック衰退期にあって、往年のプログレ・サウンドを追求したバンドと評されている。

1970年代中盤からプログレッシブ・ロック・ムーブメントは徐々に衰退していき、多くのバンドが解散(キング・クリムゾン、EL&P等)やポップ化といった路線変更(ジェネシス、エイジア等)を余儀なくされていた。そういった状況下で登場したマリリオンは、音楽の構築美の追求、演劇性の導入といった、いわゆる本格的プログレ・サウンドを引っさげて登場し、とりわけ初期の4作品でその展開と発展を追求したため、往年のプログレファンの多くは歓喜した。

これらの作品においてマリリオンは、いかにもという神秘的なサウンド、雰囲気漂うアルバム・ジャケット、ストーリー性を重視したコンセプト・アルバム等で、当時では異彩を放つ存在感を見せた。その音楽性は「ネオ・プログレッシブ」と呼ばれ、本国イギリスやヨーロッパでは高い評価と人気を得た。

だが、その一方で、「1970年代のジェネシスに似た要素が多すぎて独自性が薄い」という非難を浴びせる者も一部には存在した。特に初期に在籍していたボーカリストであるフィッシュ(デレク・ディック)の声質/歌唱方法がピーター・ガブリエルやフィル・コリンズとよく似ている点が、その評価の要因となっていると思われる。

スティーヴ・ホガース加入から現在まで
1980年代末にはヴォーカリストがフィッシュからスティーヴ・ホガースに交替。それまでフィッシュの存在感があまりにも大きく、マリリオン=フィッシュといような捉えられ方をしていた中でのこのメンバー・チェンジは、いよいよバンドの命運が尽きたかと思わせた。しかしスティーヴ・ホガースはフィッシュほど奇矯なステージングはしないまでも、ヴォーカリストとしてもソングライターとしてもフィッシュと甲乙付けがたい才能の持ち主であった。制作されたアルバム「Seasons End」は従来のファンからも好感を持って迎えられ、商業的にもまずまずの成功を収めた。特に2曲目の「Easter」は後期マリリオンを代表する名曲の一つと目されており、コンサートでもハイライトで演奏される他、1995年にはロンドンのクラブにおいてドリーム・シアター+スティーヴ・ホガース、スティーヴ・ロザリーというラインナップで演奏されたこともある。

またスティーヴ・ホガースの加入は思わぬ副産物ももたらした。すなわち「ジェネシスのコピー」という批判からの決定的な決別である。この新しい音楽性は、アルバム「Hollidays in Eden」を挟んで制作されたコンセプト・アルバム「Brave」において一つの頂点を迎えた。このアルバムはスティーヴ・ホガースが実際にイングランドで発生したある事件(高速道路脇で、全ての記憶を失った女性が発見されたという事件)に着想を得て基本的なコンセプトを提出したもので、音楽的にはホガース加入後のマリリオンの最高峰ともされており、高い支持を集めた。

その後、ロック音楽の流行がマリリオンに対しては完全な逆風に変化したことでバンドは商業的には苦戦するようになり、メジャー・レーベルとの契約を失った1990年代後半には自主レーベルを設立してのアルバムやインディーズ(サンクチュアリ・レーベル)からのアルバムも発表している。

2000年、バンドは再びメジャー・レーベルであるEMIと契約。以降はインターネットを活用した資金作りやプロモーションに取り組みつつ、活動を続けている。ちなみに2004年にはシングル「You're Gone」が全英チャートでトップ10入りもしている。

歴代のメンバー

オリジナル・メンバー


フィッシュ(デレク・ディック) Fish(Drek Dick) - Vocals (1988年脱退)
スティーヴ・ロザリー Steve Rothery - Guitars
ピート・トレワヴァス Pete Trewavas - Bass
マーク・ケリー Mark Kelly - Keyboards
ミック・ポインター Mick Pointer - Drums (1984年脱退)

途中加入のメンバー

イアン・モズレー Ian Mosley - Drums (1984年- )
スティーブ・ホガース Steve Hogarth - Vocals (1989年- )

アルバム

独り芝居の道化師 - Script For A Jester's Tear (1983年)
破滅の形容詞 - Fugazi (1984年)
リアル・トゥ・リール - Real To Reel (1984年) - ライブ盤
過ち色の記憶 - Misplaaced Childhood (1985年)
旅路の果て - Clutching At Straws (1987年)
B'sides Themselves (1988年)
伝説への序章 - The Thieving Magpie?La Gazza Ladra (1988年) - ライブ盤
美しき季節の終焉 - Seasons End (1989年)
楽園への憧憬 - Holidays In Eden (1991年)
A Singles Collection (1992年)
ブレイヴ - Brave (1994年)
アフレイド・オブ・サンライト - Afraid Of Sunlight (1995年)
Made Again (1996年) - ライブ盤
The Best of Both Worlds (1997年)
ディス・ストレンジ・エンジン〜遠い記憶に - This Strange Engine (1997年)
レイディエーション - Radiation (1998年)
Marillion.com (1999年)
Anoraknophobia (2001年)
Anorak in the UK (2002年) - ライブ盤
The Best of Marillion (2003年)
Marbles (2004年)
Marbles Live (2005年) - ライブ盤
Somewhere Else (2007年)
Happiness is the Road (2008年)
Early Stages:The Official Bootlegs 1982-1987 (2008年) - ライブ盤
(Wikipediaより引用)
Marillion
A Singles Collection

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