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洋楽/男性VO/HM・HR/メロハー

Kamelot
キャメロット(アメリカ)
The Fourth Legacy
4作目
Kamelot(キャメロット)は1991年にアメリカのフロリダ州で結成されました。バンド名はアーサー王の伝説上の城キャメロット(Camelot)に由来するそうです。中近東風なアルバムジャケットの雰囲気や、ところどころにアラビア風のフレーズや欧州民謡のようなメロディが入っていて、それがバンドのキャラクターになっているようです。前作「シージ・ペリロス」制作途中にドラマーの リチャード・ワーナーとボーカリストのマーク・ヴァンダービルトが脱退、後任に元コンセプションのボーカリストロイ・カーンと、オーディションによって選ばれたドラマーのキャセイ・グリロが加入します。よく「KAMELOTはこのアルバムから化けた」という声を聞きますが、私はこのアルバムから彼等を聴きはじめたのでよくわかりません。基本的には伝統的なヘヴィメタルでいわゆる欧州/ドイツ型のメロディック・パワー・メタル。本当にアメリカのバンド?と思ってしまうほど欧州的な透明感と叙情性があります。本作は大ヒットを記録。彼等の出世作になり、近年ではメロパワといえばキャメロットを連想するほどの存在になりました。(メロスピではドラゴンフォースあたりですか。)ロイ・カーンのしなやかで伸びのある歌声を前面に押し立て、ツーバスを駆使するするドラムと劇的に展開するドラマティックな楽曲がこのベンドの大きな魅力になっています。各楽曲はどれもメロディックかつドラマティックで、とても凝った作りとなっていて、非常に完成度の高い作品だと思います。タイトルトラック「THE FOURTH LEGACY」からいきなりキラーチューンで他にも「NIGHTS OF ARABIA」「UNTIL KINGDOM COME」あたりが抜群の完成度を誇っています。
洋楽/男性VO/HM・HR/メロハー

Kamelot
キャメロット(アメリカ)
Karma
5作目
甘く見てました。この完成度の高さ、彼等の実力はハンパじゃない。
メロディアスで美しい楽曲、ドラマティックで劇的に展開するアレンジとアルバム構成。まさにドラマティック正当派メタル。メロスピ・メロハーを聴くならキャメロットを聴けと言いたくなるほどです。(彼等の劇場型”クサメロ”っぷりが苦手な人もいるでしょうが)
さて今アルバムですが、このての作品はだいたい大げさなイントロから幕を開けるもので、本作もオープニング曲「Regalis Apertura」〜「FOREVER」のサウンドトラックのようなドラマティックな流れで幕を開けます。アルバムは続く「WINGS OF DESPAIR」「The Spell」「Don't You Cry」〜以降最後の楽曲まで高いテンションを保ち続けています。各曲どれをとっても手抜き感は感じられないし、どの曲にも悲哀の美旋律が封じ込まれています。欧州のバンド特有の叙情的なメロディが随所にちりばめられていて、とてもアメリカのバンドとは思えませんね。
演奏能力の高さも、技術至上主義に走るのではなく、楽曲の引き立て役にまわっているのがいいですし、VOロイ・カーンの歌唱力も抜群の存在感をはなっています。透明感溢れるハイトーンで、疾走曲から切ないバラードまでエモーショナルに歌い上げています。(ちょっと上手くまとめ過ぎていて、たまにはシャウトとか絶叫してくれんかなとも思いますが。)
とにかくこのアルバムは 7作目の「The Black Halo」を聴くまで、私の中で彼等の最高傑作でした。
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Kamelot
キャメロット(アメリカ)
Epica
6作目
ゲーテの「ファウスト」をモチーフにしたコンセプトアルバムで、次作の”The Black Halo”と合わせて二部作となっているようです。
コンセプト作ということで、SEを挿んだりインスト曲なども多用しながら映画のような壮大なストーリーが展開されています。バンドネオンやジャンベ、オーケストラ、合唱と、多種多様な音楽要素が取り入れられ、アルバムを一箇の作品へと結実させているあたりはさすがですね。感情表現豊かなロイ・カーンのボーカルは相変わらず説得力があり、シンフォニックな演奏とあいまって、まるで舞台を観ているかのような存在感があります。緩急自在なアルバム構成はまさに圧巻で、前作が気に入った人なら迷わず買いです。楽曲は前作同様に充実してますし、売りである美メロも健在です。「Center of the Universe」「Farewell」「Lost and Damned」「Mourning After」他捨て曲がなく、アルバム全体を通して、細部にわたるまで丁寧につくられていて、とても整合性の取れた作品になっています。
洋楽/男性VO/HM・HR/メロハー

Kamelot
キャメロット(アメリカ)
The Black Halo
7作目
今作はポニーキャニオンがHR/HMから撤退してしまったため、キングに移籍してリリースされたコンセプトアルバムで、前作「Epica」から始まった”ファウスト”をベースとする善と悪の戦いについての続編にして完結作。気合の入りようが伝わってくるほど凝りに凝ったサウンドで、 オーバーダビングによる重厚なアレンジも音の分離・バランスがいいので聴き疲れしないです。アルバム全体がダークな印象で、生オーケストラを起用するなどして、クラシカルで優雅な雰囲気に統一されています。
さらに今作はゲストのミュージシャンも多数起用。Dimmu BorgirのShagrathがメフィスト役で1、12曲目で参加。マルゲリータ役にSimone Simons(Epica)とヘレナ役として6、12曲目にMari(Masqueraid)の2人の女性ボーカリスト。そしてキーボードにJens Johansson。
いやはやこれだけの高い完成度は脱帽に値します。とにかく本作では前作にもまして良質な旋律が揃っており、気合が空回りしたり、音を詰め込み過ぎたりすることなく、アルバムの流れにも無駄がありません。VOロイ・カーンのしなやかで、柔軟な歌い方もアルバムコンセプトの神秘的なムード作りに生かされています。「When the Lights Are Down」「Black Halo」「Nothing Ever Dies」「Memento Mori」「Serenade」「Soul Society」等、この表現力、表現しようとしている世界観はもはや凡百のメタル・バンドには決して醸し出せないものでしょう。
洋楽/男性VO/HM・HR/メロハー

Kamelot
キャメロット(アメリカ)
ghost opera
8作目

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
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