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洋楽/男性VO/ポップス

Kajagoogoo
カジャグーグー(イギリス)
Too Shy
1作目
1979年、ロンドン近郊のレイトン・バザードで同じ学校の友人であったニコラス・ベッグス、スチュワート・ニール、マネージャー役のポール・ライアンと、別の学校の友人であったスティーヴ・アスキュー、ジェレミー・ストロード(Jeremy Strode)は当初はそれぞれ別々のバンドで活動をしていたが、ジェズがアルバイトしていた「エンジェルカーズ」という倉庫でジャムセッションを行う事になって、5人は意気投合、アール・ヌーヴォーを結成し本格的なバンド活動を開始した。
1980年、俳優と歌手を目指していたクリストファー・ハミル(Christopher Hamill、後のリマール)は2枚のシングル"It's Christmas"と"Angel"を発表し、メジャーデビューを目指していた。 その後もソロ名義で"Who Shall I Be Today"や、Krisという名前でデュエットした"Strange Kinda Love"などを歌ったがヒットに結びつかず、新たにバンドのボーカリストとして道を模索し始め、雑誌「Melody Maker」にバンド募集の広告を掲載した。広告を掲載した後、100組近いバンドと会ったがどれもパッとせず、一時渡米し、戻った時にボーカリストを探していたニックから連絡をもらい、ニックが送った"Fear Machine"を聴いて一気に気に入り、バンド加入を決めた(特にB面の"Animal Instincts"が気に入って、後にリマールのヴォーカルで録音し直し、"Ooh To Be Ah"のカップリングとして収録された)。
加入と同時にハミル(Hamill)は名前の綴りの配列を変えてリマール(Limahl)と名乗り、バンド名もその頃のThe Handstandsからカジャグーグー(Kajagoogoo)に変更した。このバンド名は赤ん坊の泣き声である「おぎゃあおぎゃあ」という意味のある「GagaGooGoo」をちょっともじった程度に変更したものである。
5人になったカジャグーグーはメジャーデビューへ向けて曲作りに励んだ。中でも"Shy Shy"(後の"Too Shy")や、"Ooh To Be A"(後の"Ooh To Be Ah")は完成度が高く、ライブでも評判は良かった。
1981年にデュラン・デュランのサイモン・ル・ボンのガールフレンドがリマールと知り合いで、その関係から新たなバンドプロデュースをしたがっていたニック・ローズを紹介され、ニック・ローズが彼らをEMI ロンドンに紹介する形でメジャーデビューを果たす。
1982年デビューに当たってシングルを選曲する際に、プロデューサーを務めたニック・ローズとデュラン・デュランのアルバムのプロデュースをしたコリン・サーストン(Colin Thurston)が共に一番気に入っていた"Shy Shy"を若干、歌い方を変え、タイトルも"Too Shy"として発表、同様に"Ooh To Be A"も"Ooh To Be Ah"と変更して2ndシングルとして準備した。
1982年12月、1stシングル"Too Shy"を発表、翌年1月にはUKチャート1位になり、「デビュー曲でNo.1」の快挙をはたす(その他、ヨーロッパ7ヶ国でも1位となる US:5位)。
同年、4月には2ndシングル"Ooh To Be Ah"と、1stアルバム"White Feathers"(プロデューサーはニック・ローズとコリン・サーストン)を発表、シングルはチャート7位まで上がる。6月には3rdシングル"Hang On Now"を発表、チャート13位まで上がる。その頃、アメリカではイギリスより遅れて発表された"Too Shy"がUSビルボード誌で5 位まで上がり、それに気を良くしたリマールはミキサーのティム・パルマーと共に"Hang On Now"のリミックス盤をアメリカ版シングル(US:78位)として発表した。
同時期に行っていたイギリスツアーも好評で順調に活動している様に思えたが、ツアー終了後の7月に表向きは「音楽の方向性の違い」を理由にリマールが脱退する(実情は「音楽の方向性の違い」では無く、リマールが"Too Shy"や他の曲の作詞、作曲に関するギャランティの事で、配当の50%という法外な割合をバンドに要求した事で、均等配当を考えていたニック達やマネージャーのポール・ライアンを困惑させた事が原因で、ジェズはリマールの要求にある程度理解したものの、マネージャーを含んだ他の4人は否定的だった事から、リマールと彼らの仲に溝が出来た事で、クビにされたのが本当の理由だった)。(Wikipediaより引用)

この頃はブリティッシュ・インヴェイジョン、ニューロマンティックといわれるムーブメントやMTVブームの勢いが残っている頃。レコード会社も”いいアーティスト”よりも”売れるアーティスト””お金の成る木”を世に送り出そうと躍起になっていたように思います。(今も昔もそうなのかもしれませんが・・・。)カジャグーグーも、第二のデュラン・デュランなんかをねらっていたんでしょうか、デビュー当初は、リマール中心のアイドルグループとして売り出されていましたね。(アイドルにしてはリマール以外ビジュアル的に微妙なんだけど。)結局レコード会社の思惑に振り回されて、リマール脱退後は人気も下降線をたどっていってしまいました。
さて、今作の内容ですが、当時流行のシンセサイザーの薄っぺらい音と軽いビートにさえ目をつぶれば、楽曲はなかなか優れたものが多く、ファンキーなエレポップ風でなかなかいけます。メジャーデビュー前の3年間、ライヴ活動を精力的にやっていたこともありますし、もともとバンドとしての実力が高かったのでしょうね。自ら曲を作るといった点でもアーティスト然としています。2nd以降はボーカルをニコラス・ベッグスが担当するのですが、これが結構いけるのですよ。「Lion's Mouth」「Big Apple」他、楽曲も優れたものが多いですし、ニコラス・ベッグスのチョッパー・ベースも見事なものです。
元々カジャグーグーはニコラス・ベッグスがボーカルだったのですから最初からリマールを入れずに本格的なバンドとして活動していれば短命に終わらずにすんだのかもしれないですね。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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