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洋楽/男性VO/HM・HR/メロデス

Carcass
カーカス(イギリス)
Heartwork
4作目
バンドの結成は1985年、リヴァプールで。当時はハードコア・パンクやグラインド・コアをやっていた。
1987年にイヤーエイクと契約を結ぶ。1988年、イヤーエイクより、ファーストLP『腐乱屍臭』がリリースされる。死体のコラージュを使ったジャケットの為、レコードを置かない店もあったが、イギリスのインディーチャートでは高い成績を得る事ができたらしい。1989年には2ndアルバム『疫魔交響曲』をリリース、このアルバム以降はトイズファクトリーが日本盤を出すようになる。CD版には2ndアルバム『疫魔交響曲』の内容に加え1stアルバム『腐乱屍臭』の曲の一部が収録されていた(海外でも同仕様)。その後1stアルバム『疫魔交響曲』の初CD化に合わせて1996年に1stアルバムの日本盤が発売され、2ndアルバムはボーナストラックが外され『真・疫魔交響曲』と改題された。
以前からライブ時のギターに厚みを持たせるため、二人目のギタリストが必要だと考えていたバンドは、1990年にスウェーデンのカーネイジのギタリストだったマイケル・アモットを、セカンド・ギタリストとしてカーカスに加入させた。マイケル・アモットはナパーム・デスのオーディションを受けにイギリスに来た際、ビル・スティアーと知り合い、カーカスとのセッションを行ってもいたが、その時はスウェーデンに帰っている。この頃バンドの音楽性はグラインド・コアからデスメタルに変化しつつあったが、マイケル・アモットの加入により、よりデスメタル色が強くなった。また元々バンドが持っていたブルータルなデスメタルの要素にマイケル・アモットの流麗なギターが加わり、後のメロディック・デスメタルの原型が誕生しつつあった。
1991年に3rdアルバム『屍体愛好癖』のリリースが行われる。
1993年には4thアルバム『ハートワーク』がリリースされるが、『ハートワーク』のレコーディング終了後にマイケル・アモットが脱退してしまう。マイケル・アモットは既に1970年代風のハードロックに興味を移していて、『ハートワーク』の方向性にも疑問を持っていたらしい。後にマイケル・アモットは実弟クリストファーと共にアーク・エネミーを結成する。アルバムリリースに続くツアーのため、元ヴェノムのマイク・ヒッキーが新たなギタリストとしてカーカスに迎えられる。
5thアルバム『スワン・ソング』をリリースした後にバンドは解散。
2007年秋、再結成を発表。ジェフ・ウォーカー、マイケル・アモット、ビル・スティアーに加え、ドラムにアーク・エネミーのダニエル・アーランドソンを迎えた編成となり、2008年夏にドイツで開催される『Wacken Open Air Festival』に出演することを表明した。2008年10月にLoud Park'08への出演及び大阪・名古屋で単独公演が行われた。

本アルバム『ハートワーク』ではカーカスはさらに伝統的なヘヴィメタルへの接近を見せ、ギターリフもよりメロディアスなものが増えている。歌詞のテーマもそれまでのものから改め、ボーカルも専らジェフだけが担当するようになる。このアルバムにより、カーカスは商業的に成功を収め(UKアルバムチャートで54位)、日本でもオリコンの一般チャートに登場するなど、高いセールスを挙げた。(Wikipediaより引用)

当時日本では完全に色物扱いされてましたね。『腐乱屍臭』『疫魔交響曲』『屍体愛好癖』『内臓大爆破』『硫酸どろどろなんでも溶かす』なんて変な邦題が付けられていて。実は私、恥ずかしながらアルバムタイトルで彼等を判断していたので聴いてなかったんですよ。彼等を聴いたのは今作が初めてです。デス・メタルに叙情的なメロディーを組み込んだ”メロディックデス”のはしり的存在で、At the Gatesと並んでメロデスを確立させた名バンド。日本でメロデス・バンドとして紹介された最初のバンド(たぶん)ということで日本では第一人者的存在となっています。まだメロデスと言う言葉がなかった時代だったので「聴きやすいデス・メタル」なんて紹介されてましたね。マイケル・アモットのギターフレーズはキャッチーなのですが、ブルータルさでいえばデス・メタルに近いかもしれません。In Flamesのポップ路線やChildren Of Bodomのキラキラ・メロディ路線とは違います。今、改めて聴くとさすがに普通のキャッチーなデス・メタルに感じてしまうのですが、メタルの流れを変えた一枚で、歴史的に価値のある作品であることに間違いは無いでしょう。彼等のサウンドはその後、マイケル・アモットによってArch Enemyに受け継がれていきます。
ちなみに、印象的なジャケット・デザインは『エイリアン』シリーズで有名なH.R.ギーガーの手によるものだそうです。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm