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洋楽/男性VO/HM・HR

Blue Murder
ブルーマーダー
Blue Murder
1作目
1987年元ホワイトスネイクのジョン・サイクスを中心に、同じく元ホワ イトスネイクのコージー・パウエル、元オジー・オズボーンバンドの フィル・スーザンというラインナップで始動。その後、ジョン・サイクス以外が全員次々と脱退。二転三転の末にジョン・サイクス、トニー・フランクリン、カーマイン・アピスの三人編成でバンドは確定。こうしてバンドは1989 年に今作「ブルー・マーダー」でデビューを飾ります。
当時、爆発的に売れたホワイトスネイクのアルバム「サーペ ンス・アルバス(白蛇の紋章)」の立役者でもあるジョン・サイクスのプロジェクトという事でレコード会社は彼等に多大な期待を寄せたようです。しかしツアーは盛況であった ものの、アルバムは期待には程遠い売り上げとなってしまいました。しかしその内容は「サーペ ンス・アルバス(白蛇の紋章)」を継承したものとなっており、むしろ「サーペ ンス〜」を凌駕する程の完成度の高さになっています。ホワイトスネイクを解雇された男の意地の男の作品。「サーペンス〜」はデビッド・カヴァーデールが創りあげたものではなく、ギタリスト「ジョン・サイクス」の作品ではなかったのか?と勘ぐりたくもなるほどです。一方、ホワイトスネイクにはスティーブ・ヴァイが加入しますが、「サーペ ンス〜」の続編を期待いていたファンの期待には応えられませんでした。
さて、本作ですが、本当に隙のない完成された作品だと思います。(作りこみすぎ。音の分離が悪い。ライブ感に欠ける・・・等等アラを必死で探したくなる程)心配されたジョンのヴォーカルは以外に上手ですね。セクシーでいい味を出していると思います。(デビッド・カヴァーデールと比較しちゃダメですよ。)ギターの粘り気のある色っぽい音色はたまりません。トニーフランクリンやカーマインアピスのプレイも文句なしで、同じ超絶技巧派集団MR.BIGとは違った凄さがあります。結局、今作完成後トニー・フランクリン、カーマイン・アピスはバンドを脱退してしまいますが、このトリオが極めて短期間で見れなくなったことはとても残念に思っています。
「サーペンス〜」を思わせるメロディアスでドラマティック、重厚な大人のハードロックといった感じですね。派手さはありませんが職人のこだわりが作り出したいぶし銀の名作だと思います。
洋楽/男性VO/HM・HR

Blue Murder
ブルーマーダー
NOTHIN' BUT TROUBLE
2作目
今アルバムのレコーディングはジョン・サイクスの完璧主義が災いし、非常に難航したようです。いつまでもアルバムは完成せず、バンドに限界を感じたアピスとフランクリンは遂に脱退。新メンバーで4年の歳月を経てリリースされます。(とは言え、このアルバムのレコーディング時にはトニーとカーマインがまだ参加していたのでほとんどの曲をこの二人がプレイしているそうですが。)
さて今作ですが、良くも悪くもアメリカ志向、メジャー志向の強い作品となっています。(1stがアメリカで売れなかった反省が変な方向に行っちゃったかな。キャッチーにすれば売れるというもんでもないだろうに・・・。)1stの緊張感、スリリングさ、ドラマチックさは希薄になりましたが、正直これはこれで結構好きですね。一本調子だった前作に比べるとスピードチューンあり、ポップな曲あり、バラードもあり、となかなかバラエティに富んだ内容になっています。「ブリティッ シュ」な1st、「アメリカン」な2stといった感じですか。明 らかに明るくなった作風は多くのファンをガックリさせたと同時に新たなファンもかなり獲得しました。
今作完成後、彼等は相変わらずアメリカで重点的なプロモーションを行いますが、日本で小銭を稼げた以外は泣かず飛ばず。結局局業的には大きな成果を残せないままバンドは解散しました。アメリカでの成功にこだわらなければ、ヨーロッパや日本以外のアジア市場だけでも十分やっていけただろうにと思われて残念です。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
オーディオシステムに関しましてはコチラ             
http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm