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洋楽/男性VO/HM・HR/シンフォニック/プログレッシブ・メタル

Arcturus
アークトゥルス(ノルウェー)
Sham Mirrors
3作目
Arcturus(アークトゥルス) は、EmperorやDodheimsgard、Ulverと言った著名なバンドからメンバーが数多く参加し、アルバムごとに作風を大きく変えている。
1stアルバム「Aspera hiems symfonia」は寒々しい空気感や妖艶なキーボードなどシンフォニック・ブラックメタルの基本盤と言われるアルバムとなっているが、2ndアルバム「La masquerade infernale」からは最早ブラック・メタルと定義するのが困難な程、大胆に作風が変貌している。Garmのオペラ調ボーカルや展開の全く読めない奇怪なメロディは、一部で「前衛オペラ」と呼ばれ、純粋なブラックメタル・ファンよりも実験的な音楽を好むマニアックなファンに評価される傾向がある。しかし3rdアルバム「The Sham Mirrors」では再度一転しインダストリアル色を含んだキャッチーなシンフォニック・プログレッシヴ・メタルとなり、様々な層から評価を得た。4thアルバム「Sideshow Symphonies」からは主要メンバーであったGarmが脱退、ボーカルには新たにSimen(Dimm borgir、etc)を迎え、前作よりさらに邪悪な要素を取り除き独特の浮遊感が漂う「宇宙的」なプログレッシブメタルとなった。3rdアルバム発表の時点で解散する予定であったが、紆余曲折を経て4thを発表、しかし、2006年に解散を発表する。理由はメンバーが各々のバンド活動に集中する為。(Wikipediaより引用)

本作は2002年発表。
ため息が出るような美しいアルバム。ジャケット・デザインそのものの世界観。宇宙のどこか、遠くの星で冬の夜空を見上げているような、神秘的な音世界です。
ブラック・メタルといってもボーカル・パートはほとんど普通の声。デス・ボイスではありません。ほとんどインスト・パートがメインといった感じで、ボーカルに存在感はあまりありませんが、なかなかトリッキーなボーカルで、少々ひねくれた歌い方をしていますね。(私は嫌いですが)好みがわかれそうです。
バンド・サウンドはキーボード、シンセサイザーを主体としたゴージャスなスタイルで、繊細で硬質な肌触り。効果的に入ってくるピアノが壮麗で悲哀に満ちた雰囲気を演出しています。どの曲も起伏に富んだ、複雑な展開をしていますが、メロディが美しいので難解に感じません。曲調もミドル主体ですが、パンチのある正確無比なドラムが演奏を引き締め、緊張感を保っています。聴き所の多い、懐の深いアルバムです。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
オーディオシステムに関しましてはコチラ             
http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm