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洋楽/男性VO/HM・HR/メロデス

Arch Enemy
アーク・エネミー(スウェーデン)
Black Earth
1作目
1996年イギリスのデスメタルバンド、カーカスの4thアルバムで、アグレッシブなデスメタルに泣きのメロディーを導入し、ヘヴィ・メタルの一般リスナー層に大きな衝撃を与えた『HEARTWORK(ハートワーク)』に参加し、その後カーカスを脱退したマイケル・アモットが、スウェーデンに戻りしばらくスピリチュアル・ベガーズというドゥーム・ロック的なバンドを結成し活動する中、デスメタルのプロジェクトアーク・エネミーを立ち上げ、1stアルバム『BLACK EARTH(ブラック・アース)』を制作。このアルバムのクオリティは高いものであったが、アーク・エネミー自体の活動はカテドラルの来日公演のスペシャルアクトとしての初来日公演終了と共に終わる予定であった。しかし日本での反響が非常に良かったために、メインのバンドとして活動していくことになる。尚、スピリチュアル・ベガーズも不定期ではあるがサブ・プロジェクトとして活動中である。
バンドはマイケル・アモット(g)と、弟のクリストファー・アモット(g)を中心に結成。マイケルは情緒的で直感的なメロディアスなギターラインを、弟のクリストファーはイングヴェイ・マルムスティーンスタイルの速弾きを得意とする。
バンド・サウンドは、ダニエル・アーランドソンの激しいドラムに、デスメタル特有のデスヴォイスや強靭なギターリフ、さらに叙情的なリードギターを組み合わせた独特のスタイルを持つ。
テンポ・チェンジをする曲が非常に多く、楽曲に陰と陽の抑揚を付けている。これはダニエル・アーランドソンを中心に、メンバーの演奏能力の高さを証明するものでもある。一方、この手のバンドとしては珍しく、ブラストビートを駆使した楽曲が比較的少ないのも特徴であり、特に1st・3rd・4th・7thアルバムにブラストビートを駆使した楽曲は一切収録されていない。
1st〜3rdアルバムではチューニングを2音半下げていたが、3rdアルバムに伴うツアー中に2音下げに変更している。これは音程が低すぎて音の輪郭がはっきりしないことやチューニングの不安定さが理由である。4th以降は2音下げで、ライヴでは初期の曲も全て2音下げのチューニングで演奏されている。
ヴォーカルスタイルについては、1st〜3rdのヨハン・リーヴァは、ハードコア・パンクからの影響を窺わせる、感情を撒き散らしながら暴走するタイプで、4th以降のアンジェラ・ゴソウはデスメタル由来の無慈悲な強烈さと正確無比なリズム感を持つものである。世界的にバンドの人気が拡大したのはアンジェラ加入以降で、それ以前については日本は例外として世界的にはほとんど知られていない。
初期の編成は流動的であったが、2001年以降は安定したラインナップを保っていた。しかし、2005年に弟のクリストファーが突如脱退。その後にパーマネント・メンバーとしてフレドリック・オーケソンが正式加入するも、2007年にクリストファーが復帰。フレドリック・オーケソンはバンドを追い出される形となったが、両者の間にわだかまりは無いようである。
アーチ・エネミーとも呼ばれ、英語としてはこちらが正しい発音であり、バンドメンバーもそう発音している。しかし日本でのレーベルであるトイズファクトリーは表記を「アーク・エネミー」とした。archenemyはサタンの意味で、本来は一語である。(Wikipediaより引用)

Carcassの”Heartwork”よりコッチの方が好きです。1曲目の「Bury Me An Angel」からメチャクチャカッコいいです。続く「Dark Insanity」「Eureka」と一気にたたみかけてくるスラッシュ系の疾走感、ゴリ押し感がたまりません。ヨハンのボーカルは正直微妙なのですが、気にならないくらい、マイケルのギター・メロディーとアグレッシヴなドラミングが素晴らしいです。攻撃的なリフに突如切り込んで来る叙情的でメロディアスなギターソロ、ドラマチックな展開、テンポチェンジは聴き慣れてくるとだんだん読めてくるのですが、わかっていても泣けます。「Cosmic Retribution」の唐突なアコースティックギター・ソロ、「Fields Of Desolation」の泣きのギター等ホント 、マイケルがやりたかった事、やりまくってるって印象ですね。暴虐的でテクニカルなメロデスの傑作。
洋楽/男性VO/HM・HR/メロデス

Arch Enemy
アーク・エネミー(スウェーデン)
Stigmata
2作目
1998年、バンドは2ndアルバム『STIGMATA(スティグマータ)』を発表。前作で打ち出した暴虐性をそのままに、沈み込むようなヘヴィなグルーヴが支配する作風となる。このアルバムをレコーディングする際にドラムスのダニエル・アーランドソンが一時バンドから離脱しており、彼の代役としてピーター・ウィルドアー(後にダーケインを結成する)が参加した。作品はミドル・テンポの曲を中心に構成されていたが、日本のレコード会社とのライセンス契約の際に、レコード会社側から「これでは納得できない、もう2曲レコーディングしなきゃダメだ。速い曲を」と言われ、急遽、2曲追加することになった。またこのアルバムについてマイケル自身は、彼が当時のベーシストであったマーティン・ベンソンとバーで喧嘩して店を破壊し、損害賠償金を支払うことになってしまったり、ダニエル復帰後のアルバム完成直後の来日公演でライヴパフォーマンスが酷かったりということで、思い入れは浅いらしい。(Wikipediaより引用)

衝撃デビューの1stと名作の3rdにはさまれて地味な扱いのアルバムですが、ギターのメロディの出来は抜きん出ていると思います。曲の配置も上手く、 1曲目の「Beast of Man」から流れるような展開でグイグイ引き込まれていきます。疾走系のドラミングが得意だったダニエル不在のアルバムなので、突進力は物足りなく感じますが、ピーターのドラミングもなかなか緩急の使い方が上手く、メリハリが効いていていいと思います。テンポチェンジを多用した複雑な曲構成、展開力、起伏の激しさはさすがですね。速さは物足りませんが攻撃性、ブルータリティは十分で、1stよりメロディは充実していると思います。
洋楽/男性VO/HM・HR/メロデス

Arch Enemy
アーク・エネミー(スウェーデン)
Burning Bridges
3作目
1999年、ベースのマーティンの後任にマーシフル・フェイトなどで活動していたシャーリー・ダンジェロが加入。そして3rdアルバム『BURNING BRIDGES(バーニング・ブリッジズ)』を発表。デビュー時から築き上げてきた暴虐性と叙情性の融合はこのアルバムで完成することとなる。そのため、このアルバムを最高傑作と推すファンが多い。(Wikipediaより引用)

今作からドラムのダニエル・アーランドソンが正式加入しています。ピーター・ウィルドアーもテクニシャンで悪くはなかったのですが、やっぱり突進力のあるダニエルのドラミングの方がこのバンドにはマッチしていると思います。
今作は1曲目の「Immortal」がいきなり衝撃的でしたね。メロディを重視しつつも、攻撃性・破壊力が高い次元で融合したこの曲はホント見事の一言。バンドの代表曲にしてHM/HR史に残るこの名曲は、その後のバンドの方向性を決定づける彼等のアンセムとなりました。続く「Dead Inside」以降も一気にたたみかけてくるアルバム構成はさすがですし、激しさの中にも哀愁を感じさせる「Silverwing」のギターの美旋律は最高!アモット兄弟のツイン・ギターは今作も泣かせてくれます。 1st、2ndももちろん素晴らしい出来だったのですが、このアルバムは特にメロディがキャッチー。一般のHM/HRファンにも十分アピールできる内容で、いい意味で万人受けする作品になっていると思います。ヨハンのボーカルも上手くなったし、テンポチェンジを多用した複雑なリズム構成、美しく叙情的なメロディとブルータルでドラマチックなバンド・サウンドは今作でほぼ完成したのではないでしょうか。あと、個人的にヨーロッパのカバー曲「Angelclaw」はちょっと微妙かな・・・。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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