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洋楽/男性VO/ポップス

ABC(イギリス)
The Lexicon Of Love
1作目
ABCは1980年、音楽ジャーナリストのマーティン・フライ(ボーカル)がインタビューしたヴァイス・ヴァーサというバンドにそのまま加入して(のっとった?)結成。マーティン・フライとマーク・ホワイト(ギター、キーボード)以外のメンバーは流動的で、フライのワンマン・バンドという色合いが濃い。
彼等は1980年代前半、MTVによるビジュアル効果と「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン」と呼ばれる一大ムーブメントの波に乗り、一躍UKポップの主役の座に踊り出ました。「Tears Are Not Enough」(全英19位)「Poison Arrow」(全英6位)「The Look Of Love」(全英4位)「All Of My Heart」(全英5位)と4曲ものビッグヒットを放ち、初登場でいきなり全英アルバムチャート1位、日本でもディスコで連日流されるほどの大ヒットとなります。
プロデューサーはトレヴァー・ホーン(元イエス)。インスト・ナンバーを効果的に配し、ミュージカルのような劇場的構成で、単なるヒット曲の寄せ集めにはなっておらず、トータルで聞ける作品になっています。このプログレッシブ・ロックに共通する感覚はさすがトレヴァー・ホーン。プロデュースのセンスが光りますね。また、当時、エレクトロ・ポップやユーロ・ビートが全盛の中で、本作ではシンセよストリングス、ホーンやサックスを多用。ゴージャスでありながらファンキー、都会的な雰囲気で大人のダンスミュージックに仕上がっています。
マーティン・フライのエモーショナルな唄いっぷりも見事にはまってましたね。80’sを代表する名盤です。
洋楽/男性VO/ポップス

ABC(イギリス)
Beauty Stab
2作目
都会的でハイ・センスな大人のダンス・ミュージックから一転、ロック・テイストに方向転換した2ndアルバムで、多くのリスナーがこのイメチェンにガッカリ。1曲しかシングル・カットされなかったこともあり、商業的にも大コケしたアルバムとなってしまいました。プロデュースはゲイリー・ランガンとABCのメンバーの共同。トレヴァー・ホーンとは喧嘩別れしたということで、このセカンドのサウンドこそが、マーティンたちが本当にやりたかったサウンドであったようです。当時はかなり酷評されてしまいましたが、個人的には嫌いじゃないです。「That Was Then But This Is Now」「S.O.S.」「United Kingdom」他、楽曲も充実していて、成功してもなおも挑戦したマーティン・フライの心意気を評価したいです。

これらの音源は、「八百屋さんの居酒屋やすい」で視聴できます。
http://www.kuromon-yasui.jp/izakaya.htm
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http://www.kuromon-yasui.jp/ordeo.htm